雲の上編ラストー!!


この方なくして私の役は語れません。ウラミーーー!!
永渕沙弥のもう間違えません!
衣装案はこんな感じ。メモ書き見ると思いきり遊んでいますね・・・。


永渕沙弥のもう間違えません!

そして完成図はっ!じゃじゃん!

イメージはティムバートン映画に出てきそうな感じ!(笑)

初めてウラミ君の衣装を着てもらったとき、似合い過ぎていて「勝った!!」と思いました(笑)

悪ふざけで「ウラミ感知レーダー」付けたいと思ってました。スカウターみたいな。

永渕沙弥のもう間違えません!

そんな異世界の住人ウラミ役、安全品(近々改名の予定あり)の末永全さん!

自称イケメン、というか確かにイケメンなのに何故それを自分で言ってしまうか!という星秀美と同じ現象がおきたりしています(笑)

ウラミ君というキャラを独特に仕上げ、他の追随を許さない安定感を誇った全さんは一緒に舞台に立っていてとても頼もしかったです。

そしてそれは稽古場でも同じで、座組に安心感を与えてくれる存在でした。

私も台詞覚えは悪くない方だと思うのですが、それ以上に台詞覚えの早い全さんに焦りを覚えたこともあります(笑)


いや、しかし、全さんには本当~~~~~にお世話になりました・・・!

舞台上では主従関係のような間柄で、ひたすら恵那のサポートをしてくれるウラミ君なのですが、実は舞台裏でも全さんがひたすら永渕をサポートしてくれていたのです。

思い返してみれば、

●身体のマッサージ(これは座組一同お世話になりました・・・)

●電車内、朝のモーニングコール

●疲れによって幼児退行現象が起こった永渕の世話

●衣装の着物を着る衣紋掛けにされる

●本番中舞台裏で情緒不安定な恵那をなだめ続けてくれる

etc....

年上の役者さんに何てことをやらせてるんだ!!と今更大反省会!!


役作りに関してもたくさん助言を賜り、本当に頭が上がらないです。

恵那をやりきれたのはウラミ君のおかげだったと言っても過言ではありません。

本当に、全さんがウラミで良かった。

ウラミとのシーンで大好きなところ、楽しかったところは山ほどあるんだけど一番好きだったのはカーテンコールの後。最後はける際に階段を下りるとき誰も気がつかないだろうけどウラミに微笑むアクトをしていたんです。その時だけ、ウラミは恵那に微笑み返してくれるんです。

その瞬間、ああ、ちゃんと海へ繋いでいける、と感じていました。


全さん、本当にありがとうございました!!!!




そしてそんなウラミに支え続けられた恵那!
永渕沙弥のもう間違えません!

衣装案はこんなんで
永渕沙弥のもう間違えません!

実際はこう!!

日に日に痩せていったためぴったりだったはずのスカートはだぼだぼになり、ただでさえ余裕のあったコルセットの胸部は目も当てられないほどスカスカでした・・・。


永渕沙弥のもう間違えません!
そんなわけで、伊良部恵那役は永渕沙弥でした。


以下、役に関して


難役でした。本当に難役でした。

人魚の肉を食べ不老不死になった八百比丘尼、という役どころでしたが、もういかに自分が浅い人間で蓄積が足りないかだとか、単純に演技の技術が足りないかを思い知らされました。

ウラミの感情が欠落していたり、それがラストで戻ってきたり、薬で孤独感を失って、それが後々万倍となって返ってきたりと感情の触れ幅がとんでもなかったです。


そして毎回役に入れ込んで感情移入しすぎてしまうため、今回は精神的にやられていました。


だからウサ晴らしにばーっと辛かったシーン書いちゃう!!自己満足なので読み飛ばして下さい!(笑)


●冒頭のシーン。いわずもがな。この「死にたくない」の一言を生涯悔やみ続けたであろう恵那さん。l

でも、この時は心の底から死にたくなかったんだろうしなぁ。


●イメージシーン(恵那が飲んだ薬の効果が切れ孤独感が戻ってきたあと、自分の半生(次々に周りの人間に先立たれる)の幻影を見て絶望して再度薬を飲んでしまうシーン)は稽古段階からやる度に寂しさとか恐怖で本当に気が触れるかと思って、毎回このシーンを終えた後は手の震えが止まりませんでした。

あと、単純にM(音)にはまるタイミングで台詞を言ったりなどのテクニカル的な面が難しかった!!(笑)


●親子和解シーン。花ちゃんと丈さんのやりとりで「花の成長する姿を見せてくれ」という台詞があるんですが、その台詞すら恵那にはきついんです。もう肉体的には成長できませんから。

愛する人と一緒に皺を刻むことも出来なくて、親の顔すらもう百年以上前のことだから鮮明に思い出せなくて、だからラストの家族のシーンは見てるだけで辛かった。


●ウラミ消失シーン。ほんの少し姿が見えなくなるだけでヒステリックを起こしてしまうほど依存していたウラミ君が手袋(ウラミのヨリシロ、象徴)を残して消えてしまう。手袋をはめ恨みの感情が戻ってくることで、ウラミの意図(生きる気力を無くしてしまった恵那に波子を恨む感情を取り戻してもらうことで生きる精神力を得てもらう)を理解し「ああ・・・そっか・・・生きなくっちゃあ(恨まなくっちゃあ)・・・ねえ(ウラミ)?」とウラミに語りかける。

この一連が幸せで辛くて切なかった。初めてこのシーンをやった時、最初から立って稽古したんですが、やり終えて、実は一人稽古場の隅で泣いていました。



いやしかし、辛かった辛かった言うても、ひっくるめて本当に楽しかったし、得るものの大きい、愛しい役でした。

恵那を演じれて幸せだった!!!



雲の上編ラストは集合写真を載せまする!!!