日々いっぱいいっぱいの職場の中、軽度の方もだんだんと重度になってゆく中、職員が徐々に辞めていき人手不足で頭を悩ませている中、『トドメの一撃』と言わんばかりに、本日よりまたひとり、新たな利用者さんが増えた。

 

 

上は何を考えているんだ一体。

 

 

「なんか困っていたみたいだから」と言うのが理由のひとつらしいが、突然今日資料もないまま利用が開始となった完全車椅子(だが、自力で立つこともあり、転倒の危険大)の利用者さん。

 

 

暴言、暴力、大声あり。

 

 

気持ちはわからないわけでもない。 

 

 

今在宅をメインに、と国は動いている様子だが、現実はなかなか難しく、軽度であれ、重度であれ、施設への入所を決断せざるを得ないご家族様も大勢いる事も把握している。

 

 

我々の仕事の範囲内であるからして、適切なケアを行わなければならない事も重々理解している。

 

 

だが、我々職員の心のケアはどうなるのかと。

 

 

休憩時間すらままならないこの忙しない現場に、放り出される利用者さんすらかわいそうに思えてくる。

 

 

我々、労働者の権利とは一体何なんだろうか。

 

 

日々自身に問いかけながら仕事に励んでいるとある介護士の話でした。