今、一度解決したはずの、防衛省日報問題が再燃している。
この日報自体を隠蔽するのが国家機密に関わる案件だから、当たり前みたいな発想が蔓延?しているが・・・
それは、大きな間違いである!!
▼私は、先ほど次のようにツイートした。
佐渡暇人放送@sadohimajin★情報公開と公文書管理は別問題!!★ 機密の黒塗り公開(開示)は情報公開法上は適法。 だが、隠蔽となると公文書管理法の該当文書であったか否か? そこまで確認する必要がある!!#違和感 QT「私がテロリストだったら最も欲しい情報。こ… https://t.co/RsY85QPXtG
2018年04月13日 10:10
上記ツイートの意味を分からない人もいるだろうから、補足を書きますと・・・
国民に対しては、情報公開法に基づいて情報公開(開示)請求がなされた場合は、
機密事項については黒塗り(俗に言う「のり弁」)で公開することは勿論適法である。
また、その文書自体の存在が機密に当たる場合は、存在の有無自体の回答を拒否できる。
(行政法の講学上「グローマー拒否」と呼ばれる制度)それを批判しているバカな国会議員もいるが、
こういう情報公開は法律に則って行われた、適正な処理なのである。
だから、情報を見せることと、情報を管理することは全くの別問題なのである。
けど・・・
中谷氏の答弁に違和感こそは感じるものの、別の新たな推測が発生した。
【別の新たな推測】
その日報が公文書管理法の管理対象文書であったにも関わらず、隠蔽されてしまったとします。
だとしたら、中谷氏の「私がテロリストだったら最も欲しい情報」と言うことで、法律を無視してまでも、
テロ対策で、隠蔽せざるを得なかった可能性も考えられないこともないと思うのです。
真相は、私は直接監査したり、取材したりできる立場にないので分りませんが・・・
もし、法を破ってまでもテロ対策で守らなければならない隠蔽だったとしたならば・・・
霞ヶ関に、どれだけテロリストの身内が居るか?という推測が働かざるを得なくなります。
この国に、スパイ防止法がないから、スパイ天国になってしまっている感も否めない。
それは、前川前事務次官による「加計学園問題・悪魔の証明」で証明されていること。
今回の隠蔽問題は、シビリアンコントロールが効いていない。
公文書管理もまともにできない国だ!!という見解も確かにあります。
その見解も、法解釈上の本来の原理原則論からは当然の見解になります。
マトモに考えたら、情報公開を黒塗りで出すのは当たり前なんだから、保管しろよ!って話になります。
だが・・・
適法に処理してたら、この国が守れないとなれば隠蔽してしまうのではないか?という推測が脳裏を過ります。
これは、あくまでも私の個人的見解なので、半分与太話として聞いていただければとは思いますが・・・
冗談ではなく、本気で考えた与太話ですが・・・
以上、佐渡暇人放送でした。