この世界は10月31日以降に消えます。
   廻る椿は、
          暁、闇。に変わります。
   
    絶望と天使の殺し合い。

 
  暁、闇。
  SEP 19/2008/12:20
4つの瞳で歩いた道を
ひとりの彼が歩いていく。

中央に向かって、渦を巻いていく世界。
「悲しみ発、憂鬱着」の列車に乗ってさ。

切符は赤い糸の切れ端。
もう二度と帰れないんだ、と彼は囁く。

切符はひとつ。
片道切符。

だってさ、しかたないんだよ。
ないんだよ、切符がね。
ひとつしかね。
ないんだよ。

だからさ、、、うれし、、(途中で声がとぎれる。)
わからない、、ん、、

(これ以上聞き取ることは出来ません。)

真っ黒な列車は、闇夜に紛れて、何も見えない。
センチメンタルがこだまする。

響いてく。 「おいで。」

反響する渦巻きの中、
聞こえない。

音のない。
見えない。
もう会えない。
だって、片道切符だから。

バイバイ。
真っ赤な糸。

切れた片方を途中の夜空で見上げる。
真っ赤なアンタレス。

蠍座には、縁がないな。
双子座には、届かない。

さよなら、悲しみ世界。
さよなら、憂鬱列車。

センシティブな満月が笑ってる。
結局ね、最初から、こうなるってシナリオに書いてあった。
知っていたのに、見えないふりをしてた彼はバカだな。

演じているつもりなんだよ。
いつまでもね、魂なんてないくせにさ。

だから、拍手してやろう。
喝采を贈って見送ろう。

悲しみ発、憂鬱着の列車。
赤、白、黒の世界に。

声に出して名前を呼んでいる。
ひとりだけの列車。
車掌もいないのにさ。

彼には見えていないんだ。
渦巻き世界。

悲しみと憂鬱の渦巻く世界がさ。
またひとりになった、

え、それは違うよ。
最初からひとり。
最後までひとり。

ちゃんと切符に書いてある。
シングルシート。

彼一人のためだけの列車。
さよなら、
バイバイ、
ブログ読みました。
本当にきみの気持ちがうれしかったです。ありがとう。

デザインは今年、PIE BOOKSから発売された
「WORLD CALENDAR」という本に僕の今まで作ったカレンダーが
すべて掲載されました。
値段が1万円するから、もし見つけたら立ち読みでもしてみてください。

早くきみに会いに行けるような自分になれるように
がんばります。

今の自分の状況は、
ただただ悲しくて、悲しみの意味も忘れてしまって、
泣いてばかりです。
何が悲しいのかもわかりません。

人にも会わずにひとりで
部屋にこもっています。

携帯も変えて、友達にも知らせていないので
誰からも連絡はこないようにして、
誰も傷つけないように、なるべくひとりでいるようにしています。

先生は、回復には、
時間がかかるといっています。
鬱病に抑鬱症状が出てきていて
あまりよくない状態のようです。
それで、昨日から薬が少し変わりました。
その薬を飲むと、すぐ眠ってしまいます。
次の日も体がだるくて動けないくらいです。
けれど、これで少しでもよくなるなら
頑張って飲み続けて、早く治るように頑張ります。

満点の星空をいつか一緒に見られるように。
きみが好きそうな映画やアニメをたくさん集めています。
一緒に見られる日が来ることを祈っています。

それまで、体を大切に。
じゃあ、また。
いつか、どこかで、会いましょう。

4th, Sep, 2007