旦那も私もアラビア語のネイティブスピーカーではないので、子供をアラビア語取得にさせるにはかなり頭を悩ませました
発音をネイティブにさせるには何しろ乳幼児期に取り組むのがポイントです。


アラビア語の教材やイスラムの教材を探すとDVDが圧倒的に多く、それではただやった気にさせる教材だし、実は脳に入らないゆえ、逆に脳を破壊し悪影響を及ぼします。
なのでCDを聞かせ、フラッシュカードや絵本を使います。
聞かせる頻度は赤ちゃん時期は耳が疲れてしまうので一時間に10分程度、1歳半位にもなればもう大分耳も出来てるので一時間に20分程度。
他にも5言語を聞かせてるのでそのノウハウをヒントに聞かせてきました。

子供は大人と違って耳のヘルツが違うのですが、そこまでこだわってるアラビア語のCDは見つからなかったので、音がいい物を選びました。

冒頭にも書いたように私はネイティブスピーカーではないので、アラビア語の発音は日本人のアラビア語の発音。
子供に他言語を教えるにあたり大切なのは親が一緒になっていうこと。子供は素晴らしいことに親がいくら下手な発音でもきちんとした音を聞いていれば修正がききます
なので、私は子供の前でも会話のCDを真似したり、タジュウィードのCDやクルアーンを聞きながら口ずさみました。

そして硬くせずとにかく遊び感覚で進めること。
子供には大人が考えてる勉強も遊びの一環なのを忘れてはなりません。
自分のタジュウィードのレッスンや練習も極力子供の前で行います。

子供は他のことをしていて聞いてなさそうでも全て聞いてます。そして子供は親がしていることを真似します。
子供はその法則を持っているため成長するのです。

その甲斐があってか、1日にやる量は少なくても上の娘(あと半月で4歳)ははずかしやがりで、完璧じゃないと口に出しませんが(おそらく頭にはかなり入ってる筈)暗記したスーラは10位、ドゥアーもいくつか覚えその時には言います。3歳前にはアラビア語のアルファベットは全て覚えました。

弟は姉がしていることを真似し、性格もありますが、現在2歳2カ月でもアーヤを覚えてきました。
初めて聞くアラビア語でも中国語、スペイン語だろうがなんでも直ぐ繰り返します。

とにかく繰り返しが必要なのです。

結果は直ぐに出る場合もあれば、なかなか出ない場合もあります。
取り組む親も飽きてくるし、それを毎日こつこつするのもかなり根気がいりますが、

あせらず、休まず、あきらめず

行うことです。

そして他の子供と決して比較せず、子供を信じて行うこと。
うちの子はここまで。と限界をつくらないことです。
親が子供に限界を作ると子供自身限界を作ります。
子供が挑戦したがったら挑戦させます。
親は黒子のように後ろからそっと子供をサポートし少しでも出来たら褒めます。
比較すると子供は自信をなくし、頭は閉じてしまい開花しません。
この分野は早いけど、この分野はゆっくり。と、まちまちなで、それが開くまであきらめず行うことなのです。


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