『下山事件』
1949年7月
当時、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中だった総裁下山定則氏が忽然と姿を消した。
そしてその翌日礫死体となって発見される。
自殺か?
他殺か?
いまだに明確な真相は分かっていないこの事件について、
第一部ドラマ 森山未来演じる布施健検事を中心に、この謎に迫ろうとする
第二部ドキュメンタリー アメリカの公文書などの公開によって、新たに分かってきたことをまとめる
〜の二部形式
40代以下の人は、田中角栄も児玉誉士夫も知らないだろうな
(自分も、ロッキードの人程度の印象だけど。。)
ドラマはドラマだろうと思いながら見たけど、割と面白かった
次に《スクープあり!》のドキュメンタリーに期待したのだが、ちょっと物足りなさを感じたのはなぜだろう?
ドラマの裏付けとなる(?)アメリカの公文書や数少ない当事者の生前の証言などが出てくるのだが、ドラマを先に見たせいか
(やっぱりそうなのかー!)
、、うん、なんというか、もっと驚くべきなのだろうけど、なんかごめんm(_ _)m
旧陸軍特務機関との関係なども気になるんだよな
「〜この線路の先に今の日本がある〜」
もやもや
浦沢直樹さんの『二十世紀少年』にもこの事件が出てきたね
この事件、三越デパートに入る辺りから気になるんだよね
「こどもの頃、夢中になった本は?」
この質問と『下山事件』は、実は自分の中に強烈な印象がある
まだ、ポプラ社の「ホームズ」や「怪盗ルパン」に夢中になる前、
少女フレンドやマーガレットなどの漫画に夢中になる前、
友だちの奈美子ちゃんの家に、マンガ本がたくさんあった
今思うに、荒い紙質や1冊ずつ違う話だったことから、貸本だったのかな
(貸本が家にたくさんある状況はよく分からないのだけど)
遊びに行くたびに読んでいたマンガの中に
『下山事件』
の話があったのだった!
当時は事件のことなど全く知らなかったのだが、
「線路上で人が死んでいる」
「列車が転覆事故を起こして何人も死ぬ」
(三鷹事件か松川事件)
「大勢が抗議活動をしている」
などの絵は、今も鮮明に覚えている
昔っぽい、丸っこい作画だったな
他の話は一切覚えていないのに、これだけはハッキリ覚えているのは幼心にもそれだけ衝撃的だったのだろう
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