アメリカドラマ「NCIS」シーズン18をFOX(ケーブルTV)で観ています。


*若干ネタバレがあります。気になる方は読まないでね。


現在進行のコロナ禍におけるアメリカの実情とリンクしているドラマ内容に驚きました。


俳優さん達も意識的にマスクをしていたり、エレベーターは3人までという設定があったり、「ワクチンを打っているから」というセリフがあったり、取調室には大きなアクリル板が設置されていたり、、。


第七話では、検死官のジミーの、妻ブリアナをコロナで失った喪失感がリアルに語られていました。


そんな中、第9話で今度はギブスの旧友であり親友のファーネルの娘エミリーが…!


その回の最後に局長ヴァンスが読み上げた詩が

『Epitaph』です。

かつてヴァンス自身が妻を失った時に友人より贈られ、ヴァンスがジミーに贈った心に響く美しい詩。



*ドラマを聴きながら書きおこしたので、間違っている所もあるかもです。ごめんなさい。


『Epitaph』


When I die

Give what’s left of me away

To children and old men that wait to die.

And if you need to cry,

Cry for your brother or sister 

Who walked the street beside you.

And when you need me,

Put your arms around anyone

And give them 

What you need to give to me.


I want to leave you something,

Something better than words or sounds.


Look for me 

In the people I’ve known or loved.

And if you cannot give me away,

At least let me live in your eyes 

And not in your mind.


You can love me most

By letting hands touch hands

By letting bodies touch bodies,

And by letting go of children 

That need to be free.


Love doesn’t die

People do.

So when all that’s left of me is love

Give me away.



*日本語訳(NCIS字幕より)


『墓碑銘』


私が死んだら

私の残りを手放して

子供達と死を待つ老人に渡してほしい

泣きたいなら

隣を歩く兄弟姉妹のために

泣いてほしい

私が必要なら誰かの肩を抱いて

私の代わりに何かを与えてほしい


あなたに残したい

言葉や音よりも素晴らしいものを


私を捜して

私が愛した人たちの中に

私を手放せないならあなたの瞳の中に生かして

心ではなく


私を愛したいなら

手と手を重ねて

体と体を触れ合わせて

そして自由になりたい子供を

手放して


愛は死なない

人が死ぬだけ

私に残ったのが愛だけなら

私を手放して