


まだみんな寝ている。
薄暗い中、表に出てみると、村の人々は皆起きていた。
朝飯を作ったり、畑を手入れしたり。
日本にも以前はこんな風景があったんだろうか?
それは何年前だろうか?
家々の窓から炊事の煙がモクモク出て、動物は動き回り、人間はゆっくり働く。
素晴らしい光景だ。
山の景色も良かった。
薄もやでけむってて幻想的だ。
そうこうしていると1人、2人とみんな起きてきた。
次第にガヤガヤとしてきて、【ナンチャン】と【ヨシキ】がパンとスクランブルエッグを持ってきてくれた。
喰わない奴もいて、「せっかくなんだから、無理して喰えっ!」と、思った。
食事も終わって一息つくと【ヨシキ】が「出発だっ!」とせかしてきた。
どうやらオレと【韓国女】だけ、1泊2日で、後のみんなは2泊3日らしい。
「みんな、根性あるなぁ~」と、思いつつ、挨拶を済ませて出発。
初めは上り。
汗をカキカキ1時間くらい歩いた。
【韓国女】はかなりヘバっていたが、後は平坦か下り。
山の上から辺りを見回すと段々畑や、小川などの景色に、心地よい風も吹いてなんとも気分爽快だ。
下りで2回ほどコケて、赤っ恥をかきつつ、2時間くらいで小さな村に着いた。
しょっぱい食堂に入ると、もう1組のトレッキングのグループがいた。
どうやら俺たちは人数が少ないから、一緒に行動するらしい。
向こうは、日本人男1人。日本人女2人。い陽気なイスラエルカップル。どこぞの白人夫婦。ドイツ人男。
ガイド3人、俺ら10人で“ソンテウ”に乗って、いざ、川下りと象乗りに出発。
10分もすれば着いた。
荷物を置いてまずは“バンブーラフティング”。
長い竹が8本程くくりつけてあるだけのいかだ。
5,5のグループに分かれて乗り込んだ。
頭に本物の船頭さんが乗って俺らの1人が船頭と同じ長い棒を持って船を操り、残りは真ん中に乗る、という物だった。
オレらの船は【日本男女】【韓国女】オレのメンバーで運良くオレが船頭役に当たった。
これがまた、結構面白い!
波に揺られて落ちそうになったり、いかだが岩にぶつかったり、木に当たりそうになったり。
日本人の奴らもいい奴だったし、【イスラエル人】も向こうではしゃいで奇声を上げていた。
夜なんかも“ブリブリ”だったって言うし、“ノリノリ”だった。
3~40分位だったと思うがあっというまに終わってしまった。
いかだを岸に寄せて、陸に降りると、今度は象が待っていて、“エレファントランディング”。
ガイドも待っていて、しばらく話していると【イスラエル人】がどこからかバナナを買ってきた。
小象にやろうとするけどびびって近づいたり、離れたり。
イライラしだした小象はちょっと暴れだした。
そこで止めに入った象使いを「ドンッ!」と2~3mふっ飛ばした!
みんなで大爆笑。
周りのガイドなんかはその小象を蹴っ飛ばしていたけど、象って神聖な物じゃなかったっけ?
そんなこんなでいよいよ象の背中へ。
【韓国女】と乗ったんだけど、これもまた、すこぶる面白い!
川を渡ったり斜面を登ったり、うんこしたり小便したり、違うとこ行こうとしたり止まっちゃったり。
これまたあっというまの1時間だった。
残念ながら、後は帰るだけ。
また“ソンテウ”に乗って“チェンマイ”市街へ。
【日本人男】が今日のホテルが決まってないというので、一緒に“チェンマイ・ミッド・タウン・ホテル”へ。
20時まで部屋でダラダラしていると同じホテルの【タカヒロ】が部屋へ。
外で飯を喰って酒を呑んで“ブリブリ”を“ゴチ”。
それから“ナイトバザール”へ行った。
【タカヒロ】が買ったという、サンダル屋で、サンダルを買った。
700Bもしたけど、皮だからまぁ、よしとしよう。
店の奴とキャアキャア遊んでると、2人組、【ケイコ】と【ミカコ】が来て酒でも呑むことに。
ホテルに戻って4人で酒を呑んだ。
そこで彼らで言う“旅”の話や日本での生活の話題で盛り上がった。
オレも【ナッチャン】の話をしたら、「絶対浮気する!」と、みんなに断言された・・・。
3時まで話して部屋に戻った。
少し心配になった。
写真は村にあった脱穀機?と朝の山。それにエレファントランディング。