僕は気づいてしまった・・・・愛する人を失った寂しさに・・・・・
 胸にぽっかり穴が空いてしまった・・・
 生きる気力を失くし どうでもよくなっていた・・・・
 肉体は残っていても 魂は無くしたようなものだった・・・・

 気持ちを入れ替え 自分の人生を生きる決意をしたつもり・・・・しかし
 舟の舵を失い コントロールもままならず 
 荒波を自力で乗り越えることができない・・・・

 いくら心の中で叫んでも誰も気づいてくれない・・・・
あなたさえも・・・・

 このまま荒波に飲まれ 流され
 何一つ生きる希望も見つけられないまま
 宛もなく舟に揺られ彷徨い続けるのか?・・・・

 愛する人との奇跡の再会が訪れるのを待っている
かのように・・・・

 いったいいつまで こんな日々が続いていくのだろうか?・・・・
 それは誰一人 僕自身でさえも 予測つかない・・・・

 まるで幽霊船のように  大海原を荒波飲まれながら
 彷徨い続ける・・・・”あなた”という星を見つめながら・・・