夏の暖かい日差しの眩しさに目を細め


正門を潜り見上げると


木々の枝に青々とした葉葉が生え広がり


枝の隙間から木漏れ日が降り注ぐ・・・




枝の葉葉はそよ風に揺れ ツツジの花が咲き乱れ


まるで楽園のよう・・・




少女は何気に校舎の窓から外を眺めた・・・




窓の外は車の音も聞こえず静かで


のどかな風景が広がっている・・・


聞こえる音と言えば


そよ風と揺れる木々と小鳥と虫の声・・・




少女は暫し 瞑想にふけった・・・


そして 感じるがままノートにペンを走らせた・・・




ノートに 少女の世界が広がる・・・


少女は 何を感じたのだろう・・・




そこは 誰も踏み込めない 彼女だけの聖域・・・



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