11月4日にTPP案可決

首相、「食の安全」を強調 衆院TPP特別委

 

安倍総理が特別委員会で熱弁し、山本農水相が軽口で炎上する中、4日にTPP承認案が可決される見通しだ。アメリカ大統領選の行く末もきになるところではあるが・・・。それに先立ち、注目されている長崎幸太郎衆議院議員が面白い動きを見せている。

 

各地の農協としてはTPPに対して慎重な姿勢を強く出しているが、地域によって対策は講じられているようだ。特に強かに準備しているのは桃やブドウの産地である山梨県農協、JA山梨だ。

 

ブドウサミット・桃サミットの開催

JA山梨は虎視眈々と2012年から県内果物の高付加価値化と輸出において障壁となる検疫の緩和を進めている。仕掛け人は長崎幸太郎衆議院議員。長崎氏はJA山梨と協力し、輸出の際の検疫撤廃を外交交渉によって達成しようとしている。そのために山梨県だけではなくブドウの産地である長野や山形、岡山などにサミットとして呼びかけた。

 

成功したら桃サミットも?

紙面では成功したら桃サミットも行うと宣言しており、どうやら実際に行われたようだ。

JA山梨と長崎衆議院議員の連携により、TPPに対する準備は万端のようである。全国的なJAの態度も尊重しつつ、強かにTPPに向けて準備する姿勢には感心する。日本の農家の方々は常に強かに歴史を経てきたその強さがある。TPP解禁後も農家には利益を上げていただき、儲けてもらうことで、日本の食文化を守っていただきたい。

 

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長崎幸太郎衆議院議員プロフィール