図書館通いでいろんな本を斜め読みしてるんですが、
久々に興味深く一気に読んじゃった本がありました。
『なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか』 藤原智美 著
6歳の女の子の描いた、腕のない自画像から話が始まります。
顔はニコニコ髪にはリボン。楽しそうなんですが、体に腕がない。
よく「子どもの描いた絵から、子どもの心の中に潜むものを探る」
みたいなのありますよね。
著者はいろんな文献をあたったり現場の声を聞いたりしながら、
それを探り、現代育児の問題点を見つけ出しています。
スキンシップ育児の重要性が説かれたことで、虐待がうまれた
早期教育や長時間のテレビ視聴が及ぼす影響 などなど
これまでにもいくつも育児に関する本を読んでますが、
それらの本がこの中にも引用されていたりして、
いろんな研究や論文を用いた説明で、
読みやすく説得力のある内容になっています。
智美さんって女性かと思ったら男性。
ノンフィクション作家さんなんですけど、だからこそ、
普通の人にもわかりやすく、専門に走りすぎずに書けているのかなと思いました。
興味のある方はぜひ。