※注※このブログの内容は2014年に行ったライブの話です


LIVEが始まるまでは正直、一週間後のZEROに心が行ってました。

当公演名が「黒と影」でしたのでアルバムの公演だと思ってました。
まず黒と影のアルバムが公演当日発売でどうあがいても公演前に全曲覚えることは自分にとって難しい(;一_一)
知らない曲ばっか聞いてもわからないし、のれるか不安だなあという思いが強かったです。

14時くらいに武道館にしましたかな。
寒かったです^^;

公演名は「黒と影」ではなかった。

「1.29 BLACK CAGE」

意味深な表記に変わっていた。
柄も籠の中に百合?

物販はそれなりでアホみたく混んでなく…ただ先ほどの意味深な文字列が表記されデザインたグッズにやっぱりZEROで黒夢は終わりなのかかしらと不安が募る。
4月のドキュメント映画で清春が黒夢を昔みたく無理に続けておかしくなるよりかは、これは駄目かなと思った時はやめたほうがいいといったことを言っていました。
自分も昔みたく変な雰囲気の中でツアーをやるくらいならここで終ってもいいかなと思ったり。

時間どおり開場。
会場に入る。

自分はちょうど真ん中南1階席でしたので席を見渡せた。
半分くらい?多くみても7割くらいの席開放率でした。
うーん、やっぱチケット売れなかったのかな…と自分の表情が暗くなる。チケット高かったしね。

平日だったので席の埋まり率も悪い。
開演時間になっても始まらず…ここはいつものことなのでいいんですが。
ただ、いつもツアーT率高い黒夢ライブなのですが、スーツ姿など、いわゆるオフィス帰りで着替える時間も惜しく急いで席に向かう姿が多かったような気がしました。

30分押して19時少しくらいに開演。
今思えば、いつもの清春の遅刻ではなく、会社帰りでギリギリの人たちを気遣って遅らせてたんだと思う。
18時半が開演時間なんですけど、時間過ぎても「遅れた!!」という顔で席に向かって、席についてまだ開演していないことに気づき、ホッと笑顔が浮かんでいたかたが何人もいました。

最初からFAKESTARで盛り上がる。
そしてその後は聞いた曲ばかりで、自分的には超楽しい。
が、いつまでたっても黒と影の曲はやらない。
どうしたんだろうと思ってたら、清春が一言(確かこんなこと言ってましたうろ覚えスイマセン)「今日の公演は黒と影ですが、聞いてない子もいるだろうから、アルバムの曲はやりません。」

ただ、アルバム内でシングルカットされた曲と新曲をやらせてくださいと「ゲルニカ」「I HATE YOUR POPSTAR LIFE」、新曲「Reverb」をやりました。
ですが、そのあとは昔の曲オンパレード。

すごくびっくり、びっくりしました。

「アロン」で曲を途中でとめたりハプニング、「Suck me!」でモニタに向けてなんかしゃべってたりと何かハプニングも色々。

あの日の清春の言葉はとても難しかったです。
詩的で理解するには難しいのかもしれない。

「今日で昔の黒夢は終わって来週ゼロになります。」

よくわからなかったけど来週岐阜に行けばなんかわかるのかなと勝手に理解。

その後びっくりしたのがアンコールあとに流れたSE「開化の響」。映像は百合。

なんだっと!!と思ったら、デビュー当時のあの黒服に似た姿で出てきた清春。
そして十字架のポーズ。

そのあと棘やったりfor dearやったりで超びっくり。
自分はその時初めて聞いたのですごくびっくりしました。
もう聞けると思ってなかったので感動しました。

そのとき、そうなんだ、もう二度と聞くことはないだろうと思っていた黒夢がまた聞ける奇跡。
自分は今、幸せじゃないか。

清春が終わらせるといったら、黒夢は終わっていいんじゃないかと思いました。
前はできなかったけど、今はちゃんと終焉の場に居ることができる。

そう思ったら、自分は笑顔になってました。
こんなに笑顔になれたライブはなかったと思います。
いつも、いつ終っちゃうんだろう、今日の清春のご機嫌はどうかしら、そういつも思いながら行ってた昔のライブ。
今はそんなことは思わずに、この瞬間を楽しく、笑顔でライブに参加できるんだ。

そんなこんなで楽しく終わったライブでした。

「さよなら!武道館!!」
そう叫んだ清春も笑顔でした。
清春の笑顔ってLIVEでしか見れないからすごく貴重。
テレビでも笑顔あるけど、自分はあんな素敵な清春の笑顔はLIVEでしかみたことない。
あの笑顔を見たいため行ってるかもしれない。

武道館ラストライブ、それまで自分が行った黒夢ライブで一番良かったライブでした。

席は後ろのほうでしたけど真ん中で見切れなく清春の姿はちゃんと見えたし。

帰り道になぜか迷って45分くらいさまよいました^^;