えみるの人生を変えたというか、考え方を変えた友人の一言を紹介。


まぁ、カミングアウトしたときに、

「それでも、あんたはあんたやろ?気にせんよぉ」

というのは、普通にある話。


その友人は少し違ってた。

いったい何のタイミングで言われたのかはよく覚えてないんだけど、その言葉だけは、よく覚えてる。

それは、


「あんたは、周りの人を不快にしないために、気を使ってウィッグを被ってるんだよね?」


って。



そんなこと考えたこともなかった。ウィッグを使うのは、自分を守るためだとばかり思い込んでた。でも、なんか、その一言で、すごく心の中が軽くなった。


よく考えたら、へんな気もするけど、ストレートできつい言い方にも見えるね。でも、確かにそう思えば、隠してることを引け目に感じるより、これでいいんだって思える。自然だったり、自分が堂々としていれば、ほかの人も自然に返してくれる。

隠すことが、悪いことじゃないんだって教えてもらった気がした。



あとは、『美容師にでもなれば?』って言われたこともある。それもまた何も考えたことがない意見で、びっくりした。

まぁ、結局今でも髪型やらにはあまり関心はないし、娘の髪を結わうのも、毎朝苦労してる状態。なんにもやってこれなかったツケがいま回ってきてる。まぁいいか。


とにかく、脱毛症になったのは、誰のせいでもないし、どうしようもなくそこにある事実。

受け入れようと思っても受け入れきれないのも事実。

毎日とは言わなくても、ときどきはやっぱり自分のそんな姿に、悔しくなって涙したり、憎んだり、殺してやったりしたくなるのも事実。


ときどき思い出すこの言葉が、やっぱりあたしの中で大きいかな。

やっぱねぇ、まつげがないってのは、女として若干の致命傷。

高校のときに、傷つくことを言われてみたり・・・


なによりも、鏡に映った自分の顔が、まつげないと割とホラーなとこ。

あたしだったら、素で貞子の顔いけるやんと思うくらい。


もちろん、まゆげもないから、いかつさもプラスされるんですよ。


えみる、つけまつげはなんども試してみた。100均のやつから、雑貨屋やら、薬局やらで売ってるやつから、いろいろ。まつげって、ピンきりで、高いやつはなして?って思うくらい高い。


最近は、高いの買っても、手入れがわるけりゃすぐだめになってもったいないと思って、安いのに落ち着いた。のり取るときに毛が抜けて、だめになっちゃっても気にならん。捨てても惜しくないから。


かといえ、気に入ってるやつだと、少し悔しい。自分の目になじむように育てた感があるからね。


えみるがつけまつげを本格的にやりだして、まだ浅い。それまでは何度もチャレンジしたけど、どうしても違和感だったり、痛かったり、取れたり・・・


でも、なんか最近、それも慣れた。とりあえず、慣れ。そして、いいのりは、アイプチじゃなくて、ぜったい付属のやつ。これはほんと。アイプチは強力だけど、つけまの痛みも激しいし。すぐだめんなる。付属のやつ、意外に立派で、後のケアも楽だし、寝ても取れなかったり、いいこと尽くしだったのよ。

結構、アイプチだったり、アイラッシュフィクサーだったりって書き込みが多いからどれも使っては見たけど、えみるには確実に付属ののりが良かった。


あんまり、重たいのじゃなくて、短くて、少し茶色で、さらに軸が透明だったらいうことないんだけど、なかなか思いぴったり+値段の釣り合いがとれるやつなくて、軸が透明優先で使ってる。


昨日買いに行ったら、気に入ってたタイプが品切れで落ち込んだ。また、少し違うの使いながら、新しく気に入るの見つけなきゃな・・・


つけまつげ、違和感なしにつけるポイントは、アイラインはわりと際にというか、つけまつげをのせるとこにしっかり引いとくこと。そんから、まつげなかったら、まつげの1ミリ上とかわかんないから、たぶんこの辺から生えてくるとか、わずかにあるまつげちゃんをいじめないようにする位置の0.5ミリくらい上に乗せてる。

いーのよ、いーのよ。ないよりまし。


ウィッグもそうだけど、つけまつげだって、元がないと、違和感なしにつけるのはうまくいくモンなの。不思議とね。


あたし、今はオーダーではなく、ファッションウィッグを使って日々をすごしてます。


理由はひとつ。お金が持たないから。


小学生のときに、たぶん転校がきっかけ。お母さんが、気を使ってくれて、オーダーのウィッグを作ってくれた。それから、まぁこいつとははなれらんない生活が始まったわけで。使ったのがよかったのか、悪かったのか、それはわかんないけど、使ったら最後感はある。


そのときから、約14年くらいは、そのオーダータイプを買い替え作り変え修理したりしながらつかってたの。それは大手かつらメーカーAのものだったんだけども、まだ未成年のうちは、たぶん親が保険だったり、貯蓄きりくずしてくれながら買ってくれてたんだと思う。


社会人になって、二十歳のとき、自分で2台作った。2台で100万くらいだった。3年半でローン組んで・・・。個室で言われるままに逃げ場もなく組まされたローン。そこで言われた一言。


『一応医療のローンだから、あなたが死んだら、ローンは消えるから』


と。

笑いながら言われた。あたしには生きる価値もないと?死ねと?そういわれた気がしてならなかった。


泣く泣く作って、そのローンを返すためだけに働いた感じで、結局結婚してからは仕事をやめた。旦那の稼ぎ一本じゃ、新しいウィッグを作れない。そこまで甘えられない。妙な意地もあった。


それで、ネットで調べて、いいって言うの探して、買ったのが


NAVANA WIG


これ使い出して一年になる。価格は2万弱。それなら、なんとか負担できるし。そう思った。

しかも、意外に自然。意外にフィット。

あんまり外に出ないのもあるし、大人だから子供みたいに干渉しあったり傷つけあったりはないから、気づかれてるのかどうかは知らないけど、前に一人カミングアウトしたときは、本当に気づかなかったらしく驚かれた。

そんなモンなんだと思う。


そして、オーダーのウィッグは、人毛だし、高いだけあって、自然だけども、安定感は悪い。テープで止めててもやっぱりね・・・


ファッションウィッグは、後ろ調節で、きっちり留まるから、一番うれしかったのは、鉄棒で前回りができたこと!!

落ちなかった!!オーダーだったら落ちてた・・・


ただ、いろいろ問題もある。たとえば、下に何もつけないで装着すると、風が吹いたときに、縞々に見えると娘言ってた。悩んだけど、普通にファッションウィッグつけるときに使う、ネット被れば少々は大丈夫!しかも、程よい摩擦が生じて、安定感アップ!!ばっちりじゃん。


このとき思ったの。値段じゃない、気持ちの問題だって。

しかも、耐熱だから、ちょっとくらいはいじれるし、毎日おんなじじゃないし。

さらに、柔軟剤使えば、シャンプー楽だし。


いちおうギャル用のファッションウィッグだから、色も髪型もほめられることが増えた。


なんだかんだいって、あたしには合ってたみたい。


ただ、近くに店舗がないのと、取り寄せようとしても、在庫切れが多くて、待たされることが多いのが難点かな・・・


病院の指示じゃなくて、えみるがいいなぁって思って勝手にやってることがいくつかあるの。

それが、


スピルリナと亜鉛のサプリメントを飲む


ヘナパックをする


頭皮マッサージを電動マッサージャーでする


ベランダの隅っこで頭皮の日光浴をさせる


黒ゴマときな粉を入れた牛乳を飲んでみる



ほかにもあった気がするけど、とりあえず毎日だったり、ちゃんと継続できてるものがこれ。


ただ、いろんなことやってるから、なにが効果あったかはたぶんわかんなくなると思う。

でも、どれもたぶんやってて悪いことはなかろうと思うから、治っても続けていければ維持できると思うし、そこは自分の根性と信念の問題で、何とかなったらいいなと思う。



どれも即効性はないんだよね。だから、ほんと忘れたころにそういえば、あれが効いたのかなぁって思えたらいいなぁ


食事に関しては、やっぱり家族と一緒で、みんなの分を作る。自分の分だけとか、できんし、結構自分は適当になってたりしたり、コーヒーを毎朝飲んじゃったり、良くないかもって思うことが多い。


本当は、玄米食べたり、肉控えて野菜とか魚をたくさん食べたいんだけど、やっぱり、手間がかかることと、金銭面でなかなかうまくいかないことがあるんだ。


でも、できないことを無理にやるよりも、毎日少しずつでも、自分ができるって思えることをしっかり続けていけたほうが絶対にいいと思う。


まだ効果がでていないえみるが言ってもまったく説得力ないけどねー


治療は、いろんなやつをやってたり、やんなかったりをずっと繰り返してきた。

今は、ネットで収集した情報をもとに、近所でその治療をやってくれる病院を探して行ってみた。

もうすぐ一年になる。

その治療法は、

    SADBE 局所免疫療法 というの。


頭皮にね、自然界に存在しない人工的に作られた薬をぬって、かぶれをおこすの。

えみるが、ここであんまり書いて間違えちゃいけんから、やった感想だけをかくね。


とにかくかゆい。本当に。頭が真っ赤になって、熱を持って、触ってたらどくんどくんって血液の流れる感じがわかるくらい。


ほんでも、このかゆみに耐えれば治るんだと信じて、我慢する。我慢してるつもり。でも、やっぱり掻く。

産毛と毛穴をいじめないように、そぉっと・・・掻く


一番辛いのが、たぶん首の後ろにあるリンパだと思われるところがふたつ、腫れて痛いこと。

ぐりぐりしてるやつがいる。横になって、枕が当たると、ちょっと痛い。


でも、そんな痛みや痒みってのは、家の中で無防備な状態のときに結構強く感じる。気を紛らわせれば、痒みはあまり気にならない。外に出て人にあったり。そういうときって、無意識に戦闘体制になって、そっちに集中するから痒みを感じないのだと思う。



あとは、もともと蕁麻疹でやすい体質だったから、少々の痒み慣れしてるってるのが良かったんだと思う。耐えれんことはない。髪がないことに比べたら、本当に余裕・・・だと思う。

でも、だからこそ、絶対に生えてこいよって思ってる。



あと、やっぱりいろいろ良くない部分もあるって、ネットでみたりした。えみるは、もう二人の娘に恵まれてる。二人いてくれれば、一応気持ち的には楽な部分もあって、もう自分の治療は、自分の身体だけを考えればいいって思えたから踏み切れた。もう、産む予定もないから、薬の副作用で、胎児に影響がでたりってことも考えなくてもいい。

正直な話、どんなに危険な治療だってやってやりたい。このままで一生すごして死ぬよりは、命を縮めてでも、髪がまたあたしに戻ってきたって、喜びに勝るものはない気がしてる。できれば、棺の中では、ウィッグではなくて、ありのまま、自分の髪の自分でいたいと思ってる。


いつになれば、産毛が黒くなるのか?それはわからん。でも、いままでなんもなかった頭皮に産毛が生えてきたことだけは事実。


ちなみに、えみるが通ってる病院、隔週で通って、治療費は1回840円。ほかの飲み薬なんかは処方されていません。