10月に入ると父の事を思い出さない日はありません。


2年前の今日。

先生から最終宣告された日。そして父が治療を諦めた日。


もしあの時、先生から話がなかったらまだまだ抗がん剤を続けていただろうし、父も考えてもいなかったと思う。


でも。


先生は私が在宅看取りを希望していたのを知っていたから、全てをわかっての話だったと思う。


実際、体調が一気に悪化していった。


でもあの日、病院の待合室で言った父の言葉が忘れられない。


『もうやっても意味ないだろう』