こんにちはさだやです。
今の会社(SES企業)に入ったのが2022年ですが、
初日の仕事は10名の部下の1on1でした。
そんな「シビレル初日」を超えて今の私があるわけですが、
今は「俺の背中を見て、育て」という時代ではないから、
部下に対しても、クライアントに対しても
寄り添うマネジメントが今どきのマネジャーの
あるべき姿になっています。
と寄り添えとはいえ、1on1が上手く機能しているって
自信を持って言える人って何人いるんでしょうか。
1on1の正解が分からなくてこの「対話型マネジャー」という本を手に取りました。
この本で学べることは、
「1on1の目的」と「1on1の型」、「具体的な事例」です。
では、少し中身について触れていきます。
1on1ミーティングとは、主に部下の育成・モチベーション向上を目的とした定期的かつ高頻度な上司と部下の対話の場です。従来の面談と何が異なるかというと、その目的が主に「部下のための時間」であることです。
(「対話型マネジャー 部下のポテンシャルを引き出す最強育成術」 世古詞一・日本能率協会マネジメントセンター)
筆者はこのように1on1ミーティングを定義しています。重要なところは「部下のための時間」ということです。
いかがでしょうか?普段の業務で1on1を週次でセットしている方もいるかと思います。
それは部下のための時間になっていますか?
対話によって認識をすり合わせるというのは、表面的なことだけではありません。各ボックスにおいて今までそんなに意識していなかった深い部分まで掘り下げてすり合わせることが重要になります。これは前編を通して、触れていきます。
(「対話型マネジャー 部下のポテンシャルを引き出す最強育成術」 世古詞一・日本能率協会マネジメントセンター)
「1on1の目的」は一言で言うと、すり合わせです。
組織が従業員に期待すること。
従業員が組織に期待すること。
これは時間の経過とともに離れていきます。
それを埋めるのが対話であり、
対話する場が1on1です。
業務レベル:主に業務から派生するテーマ
個人レベル:主に個人の成長やライフスタイルに関するテーマ
組織レベル:主に組織やチームに関するテーマ
対話の目的は、この各レベルの中で上司と部下の諸認識をすり合わせていくことと、各レベル間をつなげていくことです。
本書では、具体的な型(フレーム)の使い方を学ぶことで、具体的な1on1の手法を教えてくれます。
今、1on1でネタ切れになっている
そんな人には必見の内容です。