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将軍綱吉の貨幣改鋳。中学では、こんな感じで習います。

貨幣の質を落としたせいでインフレになり、庶民の生活は苦しくなった。

一方、綱吉の時代の特徴として、元禄文化も習います。

活気に満ちた町人の文化。

おかしいと思いませんか?矛盾していませんか?むしろ、

貨幣改鋳のおかげで、元禄文化が花開いた

という仮説が成り立ちませんか?

 

 調べてみましょう。あなたはきっと経済学部に行きたくなります。

 

 おもしろいやん、と思ったあなた、元禄時代を探求して、総合型選抜で挑んでみませんか?志望理由書は完璧なものが書けます。さだのおかでよければ、お付き合いいたします。ご連絡下さい。

 

 ただし、受験する大学は選ぶ必要があります。「何バカなことを言っているんだ!」で終わってしまう可能性もあります。30年を失わせた経済学が何を言っているのでしょう状態www。

 

 日本経済が復活するのは、綱吉についての教科書の記述が変わったときなのだろうな、と感じています。近いのか、遠いのか。有名な予備校講師の受験本も、こんな感じ(インフレで庶民は困窮)に書いてありました。ふ~ん、困窮しながら活気ある町人文化・・・疑問に思わんのかな。

 

 稀に見る「探究活動」のネタです。金脈レベルの話だと思うのですが・・・。

 

 あ、試験では

「貨幣の質を落としたせいでインフレになり、庶民の生活は苦しくなった。」

と書きましょうね、と生徒には言っております。(100%の間違いではないんだけどね。)気分は
それでも地球は回っている

教材研究中(推奨ということではないです)