遠距離介護隊 わたし チビ子 チビ子ママ
この方たちは いつもは マイバッグで
京都通過中の天使のてんちゃん
任務を遂行し無事帰還。
（チビ子ママ隊員は 大半はソファで 横たわっていたでありますっ！）
今回の介護は 行く前から 戦々恐々
なぜなら 3月は特に ばあさんの機嫌が すこぶる悪く
毎日の電話で わたしに エクソシストのリンダのように罵り悪態つきまくりだった
ばあさんが いますぐ来い！と 言ったときに わたしが 即 行かなかったからだ。
介護で二週間休みをやっともらったのに
余分に休めやしない
あんたは 自分勝手だ
もう早く死にたい
先に死んだお父さんがうらやましい
お父さん早く迎えにきて〜
と 泣き叫ぶのだ
散々苦労させられた暴力親父が ほんとうに迎えにきていいのかい？ ばあさんよ 
その判断すら できないくらい わたしに当てつけながら
死にたがっていた
この 叫びは 毎回 地獄の嘆きセット になっていて
わたしのわたしの耳は〜〜 たこだらけ〜〜
（わたしの彼は左きき のメロディーで）
（わたしの彼は左きき のメロディーで）とにかく 今回の介護は 修羅場になり地獄を見るのか⁉️
と 心底ゾッとしていた。
まだ 四谷怪談のお岩さんの方が マシだ。
生きている人間の方が絶対怖い
とりあえず 妄想と現実が ごっちゃになっているばあさんの話しを否定しないってことは 行く前から決めていた。
認知症ではないが
ばあさん 思い出のキーワードは 合っているけど それにまつわる枝葉に 都合が いい 実や花をつけている。
あまりにもかけ離れていると
それは 違うよ‼️ と 否定したくなるのだ。
結論から 言うと 修羅場もなく穏やかに二週間を乗り切った。
その間 わたしの中の 天使と悪魔が
まぁ それはそれは 頻繁に 出たり入ったり せせこましかった。
たまに 天使と悪魔の一騎打ちもあった
来たな暴言ばあさん‼️
よし ここは おいらに任せておけ‼️
悪魔が 勇んで 飛び出そうとするのを
天使が 羽をバタつかせ
待って‼️ ここで あなたが 登場したら
もとのもくあみよ‼️
いや！ おいらだ！ いや！わたしよ！ と
しまいには 天使と悪魔のひっかきあい
もう傷だらけの天使だ
天使といえば
今回は私の 癒し隊の新メンバーとして
いつも連れていっていた
招き猫ーズとお地蔵さんに加わった
天使のてんちゃん
連れていってたが 今回 どさくさに紛れてうっかり ダンボールに 詰めてしまった
天使のてんちゃんのみ
同行。
京都通過中の天使のてんちゃん
さっきから 記事が 消えそうになる 現象が
ちょいちょい起こっている
続きは また 次回にしよっ
と 言っても よそんちの ばあさんの
話しなんか どうでもいいか
思い出した
昨日の土砂降りの朝 仕事に向かうため
駅まで歩いて行った。
途中 百メートルほど 軽く浸水している道がある。
いつも 雨のときは 車が がスピードを上げたまま通るから
バシャーンと 水たまりを 跳ね返されてびしょ濡れになって 悔しい思いを していた。
昨日は そうならないために
前から 後ろから とやってくる 車 一台一台に向かって
スピード落としてちょーだいよ‼️落とせよ落とせよー‼️ と念を
とばしながら 運転手の顔を ジーっと見つめてみた
通じたのか みんな わたしの横を通るときは
おもいっきりスピードを 落として 腫れ物にさわるように ゆっーくりそーっとそっーと
通ってくれた。
おかげで 水はね無し
おっー
ありがとう
ありがとうって
感謝もつかの間
やる気満々な 猛スピードの軽が 前方から 向かってきた
こいつは 手強そうだぞ‼️
よし！ 睨みをきかすしかない。
眼力アーップ
バッシャーン
お腹から 下が びしょ濡れだ
即座に振り返って 再び 今度はマジにその車の後ろ姿を 睨み返した。
ナンバーは 6109 覚えても 仕方ないが
ウッ〜 びしょびしょやんけー
呪ってやる〜〜と ムカムカしながら
横断歩道を 渡ろうとしたら 信号の 緑がもうすぐ赤になりまっせ〜と チカチカ。
いつもなら 二回車にはねられたゆえ用心ぶかくなったわたしは そこで 止まるのだが 怒りにまかせてズカズカ渡った。
渡る途中で 赤になったとき 道のくぼみに
足がスボッと入った。
靴に 水がたっぷり入り グジュグジュだ
人を呪わば穴二つ
早速 穴ひとつ消化。
呪ったしっぺ返しが こんなに早くくるとは
やはり 呪いは よくないな
そして 緑のチカチカで 渡らない方がやっぱり いいな
改めて 学んだ朝だった