桃太郎  「皆ちゃまー、こんばんはー!」

桜次郎  「いつもお兄たんのことお祈りしてくれて、ありがとうございまーす!」

桃太郎  「今夜は雨だから、僕元気なのに、夜のお散歩に行かれなくてがっかりー。」

桜次郎  「たまには仕方ないよー。明日は晴れるらしいから、我慢、我慢だねー。」

桃太郎  「だって、次郎が運動不足で益々太ると困っちゃうからさー。」

桜次郎  「ギクッ。」

桃太郎  「僕の体重は今2㎏だけど、次郎は何㎏ー?」

桜次郎  「ギクッ、ギクッ。なんで、突然そんなこと聞くのー?」

桃太郎  「この間、ママが次郎のこと体重計にのせた瞬間、悲鳴あげてたよー。」

桜次郎  「あー、お兄たん、聞こえてたのー!?」

桃太郎  「うん。もしかして、今まで僕の2.5倍だったのが、3倍位になっちゃったのー?」

桜次郎  「ギクッ、ギクッ、ギクッ。でも、そこまでじゃないよー。」

桃太郎  「あーあ、昔は僕の方が大きかったのになー。」

桜次郎  「お兄たん、それは僕が赤ちゃんの時の短い間でしょーう。」

桃太郎  「そうだねー。でも、僕は小さな次郎が弟になってくれて嬉しかったんだよー。」

桜次郎  「でも、残念ながら、僕は半年位でお兄たんと同じ大きさになっちゃったんだよねー。」

桃太郎  「では、今夜は皆ちゃまに僕より小さかった頃の次郎の写真をお見せしまーす♪」





桜次郎  「あっ、僕まだ赤ちゃんだー!」




桃太郎  「ねっ、これなんて僕の方が2倍位、大きかったよー。」





桜次郎  「わー、これもお兄たんの方が2倍だー!」





桜次郎  「それでは、皆ちゃま、パパが出てきませんでしたが、おやちゅみなさーい。」

桃太郎  「パパ、今夜はサボりだね…。」

桜次郎  「うん、サボりだね…。」