昨夜は、ブログの更新をせずに失礼致しました。

更新をしないと、ご心配をしてくださる方もいらっしゃるかと考えたのですが、

更新をした方がご心配をお掛けするかもしれないとも思いましたし、

何より、自分の不安な気持ちと向き合いたくないような感情に包まれておりました。






昨日、早起きして伺ったのは、横浜市にある循環器専門の動物病院です。

実は、桃太郎が半年程前に弁膜症という診断を受けました。

正確には、「僧帽弁閉鎖不全症」という病気です。

つまり、心臓の弁膜がうまく閉じなくなることで、心臓の血流が悪くなる病気です。

進行すると、心臓が大きくなり、肺に水が溜まり肺水腫になるか、心不全になるそうです。

小型犬には多い病気らしいのですが、近所の掛かり付けの先生いわく、

最近は良い薬があるので、それで進行を遅らせることが出来るし、

十分に長生き出来る子もいるとの話しで、お薬をもらっておりました。

しかし、咳が苦しそうなので、やはり専門の病院で一度診て貰った方がという事になり、

掛かり付けの先生に、こちらの病院をご紹介していただきました。

そして、様々な精密検査の結果、桃太郎の場合、残念ながら重度との事でしたので、

今後、進行して肺水腫になると相当苦しいらしいので、

手遅れにならず、体力もあるうちにと、手術をする決断にいたりました。

3月は既に一杯らしいので、手術の予定は1ヶ月後になりました。

成功率は90%以上と言われましても、小さな桃太郎のことですし、心配は尽きませんが、

桃太郎と一心同体のようなカミサンの決断に、私も賛成です。

私も心臓でバイパス手術を二度も経験しておりますが、

このとおり元気にしていますので、きっと大丈夫だと信じております。






検査の為、診察室にいるお兄ちゃんの帰りを、心配そうに待つ桜次郎。

先生に抱かれて戻って来た桃太郎の姿を見るなり、椅子から飛び降り、大喜びしていました。





ダメ蔵も早起きをして運転手になり、私たちと半日病院に付き合ってくれました。

ですから、今回は「ダメ蔵」ではなく、「頼りになる蔵」です。

私たちが診察室で、検査の結果や手術についての先生のご説明を受けている間も、

待合室で桜次郎の面倒をずっと見ていてくれていました。




病院の裏には竹林の公園がありました。

検査の結果が出るまでの待ち時間に、少しお散歩をしました。

お散歩が大好きな桃太郎なので、階段や坂道は抱っこですが、毎日桜次郎とお散歩に行きます。

たまに咳が出る以外は、今のところ元気に過ごしています。



皆さまにご心配をお掛けしますので、書こうかどうしようか悩みましたが、

皆さまのお力添えが、桃太郎の回復に繋がるような気持ちが致しました。

どうか、祈ってやってください。