昨日の節分の豆撒きは、同じ歌舞伎座に出演していても、

全く時間帯が違う為、会う機会がない人の写真を撮るチャンスでしたので、

昨日ご紹介出来なかった写真のつづきを、皆さまにお目に掛けますね。




まずは、左團次ブログ初登場の中村東蔵さんと中村魁春さんです。


東蔵さんは、私と同じ、昼の部「毛谷村」で、お幸をお勤めです。

東蔵さんのご自宅は、都心で屈指の桜の名所のお近くなので、

数年前にカミサンとたーじーを連れて花見をした帰りに、ふらっとお邪魔させていただきました。

私の突然の思いつきに、東蔵さんの奥さまもさぞかしお困りになられたことと思いますが、

慌てながらも、快くお宅に招き入れてくださいました。

ご近所に住むご子息の松江さんも、お子さんを連れて、たーじーを見にいらしてくださいました。

きっと、それ以来、桜の季節になりますと、「左團次が来るんじゃないか。」という恐怖に、

ご一家で警戒を強めていらっしゃるのではないかと思っております。


魁春さんは、夜の部「筆屋幸兵衛」で、萩原妻おむらをお勤めです。

魁春さんとは、一時期よく連れ立って銀座に出掛けておりました。

私がまだ花の独身だった時の話しで、今の私は東京にいる時はめったに出掛けられません。

魁春さんは独身のままなので、羨ましいことに、今でも飛び回ってらっしゃるでしょうね。






同じく、左團次ブログ初登場の市川高麗蔵さんです。

夜の部の「神田祭」で、芸者高千代役をお勤めです。





坂東巳之助くんです。

皆さまご存じの三津五郎さんのご子息です。

先月は「浅草歌舞伎」で大活躍をされていたようです。

昼の部「吉例寿曽我」にて、朝比奈三郎をお勤めです。






そして、大谷友右衛門さんです。

夜の部「筆屋幸兵衛」の巡査民尾保守をお勤めです。

今月は廣太郎くんは博多座で、廣松くんは「六本木歌舞伎」と、

家族がばらばらの劇場にお勤めですので、女将さんが飛び回っていることと存じます。

私は昼の部一つだけなので、カミサンに主婦のパートと揶揄されていますが、

友右衛門さんは、夜の部最後の出演だけですので、さしずめホステスさんのパートですね。



それでは、今宵はこれにて失礼させていただきますね。

節分シリーズは、また明日に続く予定です。