今夜は、友右衛門さんからカミサンと二人でお招きをいただき、
祇園の「今」さんで、お食事をご馳走になりました。
お隣は、「佳つ智」ちゃんです。
友右衛門さんは、「佳つ智」ちゃんに、「お父さん」と、呼ばれています。
「佳つ智」ちゃんのかんざしには、仁左衛門さんと友右衛門さん、橋之助さんと勘九郎さん、
そして、南座には出ていない、私の名前のものまで、付けてくれています。
一つ、一つ、その役者の直筆で、これも12月の風物詩になります。
お食事の後は、祇園のお茶屋さんの「小田本」さんにお邪魔致しました。
祇園の風情ある石畳を、仄かな灯りに包まれて歩くだけでも、別世界に迷い込んだようなのに、
このような所にお邪魔し、舞妓さんや芸妓さんとご一緒させていただき、
カミサンとしては、かなりテンションが上がったそうです。
男の人が、京都をこよなく愛するのは、至極当然と納得したそうです。
舞妓さんが、「佳つ扇」ちゃん。
芸妓さんが、「章佳司ふみかつ」さんです。
たーじーをホテルでお留守番させておりましたので、
祇園を10時位には、お暇したのですが、泊まっているホテルが「鷹峯」と言う、
タクシーで30分位掛かるところでしたので、
帰宅してから、たーじーにご飯を食べさせて、お散歩に連れて行き、
気の済むまで一緒に遊んであげて、お風呂に入ったら、こんな時間になってしまいました。
たーじーも満足して眠ったようですので、そろそろ私も休ませていただきますね。
ちなみに、今夜は、友右衛門さんに散々お世話になりましたので、
昨日、友右衛門さんに掛けた呪いは解く事に致しました。
やはり、私の呪いのせいで、昨日は一瞬だけ台詞の前で頭が真っ白になったとの事。
友右衛門さん、明日からは、どうぞ安心してお勤めくださいね。