皆様、ご無沙汰をしております。

今月は、男女蔵さんと共に、永楽館大歌舞伎 並びに 松竹大歌舞伎秋季全国巡業に出演致しております。

ですから、日本各地の様々な様子をお伝えさせて頂ければと思っています。

さあ!それでは、今月も「蔦之助だより」スタートです!



実は最近よく、様々な方から、

「ブログ、いつも読んでます!」

と、声をかけて頂いています。

やはり、左團次ブログは影響力がスゴいですね。

さすが、我が師匠です。

先日、稽古の初日にも、愛之助若旦那が

「ブログ、いつも読んでるで!楽しいね!」

と、仰って下さいました。

そして、先日の記事に引き続き、「蔦之助だより」にも快くご登場して下さいました!!


愛之助若旦那は、普段から、とてもお優しい方なんです。

一年の内に、ご一緒できるのは、ほんの数回ですが、

一緒に芝居をさせて頂ける事を、毎回楽しみにしております。

そんな、愛之助若旦那が、毎年、座頭を勤める、永楽館大歌舞伎。

この公演は、兵庫県豊岡市に在る、近畿地方で現存する最古の芝居小屋

「出石 永楽館」で、年に一回行われています。

壱太郎さんも、レギュラー出演されていて、毎回大役に挑戦なさっています!



それでは、今回の永楽館大歌舞伎の演目をご紹介させて頂きます。


まず、上方歌舞伎の名作、

「桂川連理柵 帯屋」

そして、

「御目見得 口上」

最後に、御当地の豊岡市に大変所縁ある、こうのとり を題材にした、新作歌舞伎、

「神の鳥(こうのとり)」

の、三本です!

私は、「神の鳥」で、安積行秀という、ベリベリの敵役を勤めさせて頂いております。

先月の、腰元 小枝から比べたら、180°、いや、270°違う役です(笑)

それはさておき、この「神の鳥」は、舞踊の構成に荒事をミックスした、大変見応えのある作品です。

とにかく新作なので、明後日の初日まで、更に皆で相談しながら、より良い作品を目指します。

それでは最後に、「神の鳥」で、こうのとり役を演じている、上村吉太朗くんとのツーショットです!



あれ!?こうのとり??
………
……
…とり

今日から、吉太朗くんは、とりのすけ一門という事に致しましょう(笑)