皆様、ご無沙汰をしております。
今月は、男女蔵さんと共に、永楽館大歌舞伎 並びに 松竹大歌舞伎秋季全国巡業に出演致しております。
ですから、日本各地の様々な様子をお伝えさせて頂ければと思っています。
さあ!それでは、今月も「蔦之助だより」スタートです!
実は最近よく、様々な方から、
「ブログ、いつも読んでます!」
と、声をかけて頂いています。
やはり、左團次ブログは影響力がスゴいですね。
さすが、我が師匠です。
先日、稽古の初日にも、愛之助若旦那が
「ブログ、いつも読んでるで!楽しいね!」
と、仰って下さいました。
そして、先日の記事に引き続き、「蔦之助だより」にも快くご登場して下さいました!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141103/00/sadanji-ichikawa/2b/15/j/o0480057613117481158.jpg?caw=800)
愛之助若旦那は、普段から、とてもお優しい方なんです。
一年の内に、ご一緒できるのは、ほんの数回ですが、
一緒に芝居をさせて頂ける事を、毎回楽しみにしております。
そんな、愛之助若旦那が、毎年、座頭を勤める、永楽館大歌舞伎。
この公演は、兵庫県豊岡市に在る、近畿地方で現存する最古の芝居小屋
「出石 永楽館」で、年に一回行われています。
壱太郎さんも、レギュラー出演されていて、毎回大役に挑戦なさっています!
それでは、今回の永楽館大歌舞伎の演目をご紹介させて頂きます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141103/00/sadanji-ichikawa/a4/12/j/o0254072013117481173.jpg?caw=800)
まず、上方歌舞伎の名作、
「桂川連理柵 帯屋」
そして、
「御目見得 口上」
最後に、御当地の豊岡市に大変所縁ある、こうのとり を題材にした、新作歌舞伎、
「神の鳥(こうのとり)」
の、三本です!
私は、「神の鳥」で、安積行秀という、ベリベリの敵役を勤めさせて頂いております。
先月の、腰元 小枝から比べたら、180°、いや、270°違う役です(笑)
それはさておき、この「神の鳥」は、舞踊の構成に荒事をミックスした、大変見応えのある作品です。
とにかく新作なので、明後日の初日まで、更に皆で相談しながら、より良い作品を目指します。
それでは最後に、「神の鳥」で、こうのとり役を演じている、上村吉太朗くんとのツーショットです!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20141103/00/sadanji-ichikawa/ab/29/j/o0480056213117481198.jpg?caw=800)
あれ!?こうのとり??
………
……
…とり
今日から、吉太朗くんは、とりのすけ一門という事に致しましょう(笑)