ここ京都には、私と血の繋がりのある本当の兄弟がいるのです。
もちろん、実の父も母も京都の人間です。
私の本をお読みになってくださった方は、私の生い立ちは、もうご存じですね。
簡単にご説明させていただきますと、実の父が三代目左團次の贔屓だった関係で、
男の子に恵まれなかった三代目の家に、光り輝く赤子の私が、京都から遙々やってきたと言う事です。
そんな訳で、若い頃は京都で公演がございますと、母と兄の暮らす家に厄介になっておりました。
昨晩は、久しぶりに兄弟四人で集まりまして、食事に行きました。
そして、次に行った宮川町のお茶屋さんで、部屋にカラオケがありましたので、
兄弟だけで歌と言うのもテレ臭いので、寿治郎さんと廣松くんを電話でお誘いさせていただきました。
そして、兄が宮川町でお囃子を教えている舞妓さん達に華を添えていただき、
みんなで、賑やかに楽しい夜を過ごさせていただきました。
向かって右側が兄で、左側が弟二人です。
改めて見ると、舞妓さん以外にジジイの中に孫が一人と言う感じの廣松くんですね。
どんなメンバーの中でも、物怖じせず、人懐っこい笑顔で溶け込んでくれるかわいいヤツです。
それでは、遅くなりましたので、今宵の事は、また明日お知らせさせていただきますね。