桃太郎  「皆ちゃまー、ごめんなさい。本日は、パパは麻雀です。」

桜次郎  「七月はさようなら麻雀大会でしょー?」

桃太郎  「うん、そうみたい。」

桜次郎  「ママに、『これから喜び勇んで行って参りまーすっ♡』て、お電話あったよね。」

桃太郎  「最高にウキウキしてるんだろうね。」

桜次郎  「きっとスキップしてたよー。そう言えば、ママも最近ウキウキしてるよ。」

桃太郎  「そうだねー。よく僕達にお歌唄ってるもんね。」

桜次郎  「夏休みーになったらー、夏休みーになったらー♪♪でしょう?」

桃太郎  「パーパとマーマと軽井沢~♪♪」

桜次郎  「毎日唄ってるから、覚えちゃったね。」

桃太郎  「あれさー、替え歌なんだよ。」

桜次郎  「そうなの?」

桃太郎  「一年生になったらー、一年生になったらー、友達100人出来るかなー♪♪」

桜次郎  「それが正しいお歌かー?僕まだ一年生になってないから知らなかったよー。」

桃太郎  「僕達に唄ってあげてる風にしてるけどさー、ママが一番楽しみにしてるんだよ。」

桜次郎  「確かにー。僕達は東京でお家に居るのも好きだもんねー。」

桃太郎  「お散歩の時だけ、暑くて困っちゃうけどね。」

桜次郎  「お日さまがあたってる所は、ママが抱っこしてくれてるけど暑くてまいっちゃう。」

桃太郎  「日陰だって涼しくはないもんねー。」

桜次郎  「ママがよく『君たちは、乳母日傘でいいですねー。』って、言ってるよ。」

桃太郎  「どう言う意味だろ?」

桜次郎  「乳母が日傘をさしてくれるって事?」

桃太郎  「じゃあさー、ママが乳母って事?」

桜次郎  「うん、多分ね…。でも、乳母ってなんだろ?」

桃太郎  「まっ、まさか!」

桜次郎  「えー、まさかー?」

桃太郎  「次郎から言えよー。」

桜次郎  「やだ、やだー。お兄たんが言ってー。」

桃太郎  「じゃあさー、いっせーのせーで、同時に言おう!」

桜次郎  「わかった。じゃあ、いっせーのせー!!」

桃&桜  「乳母ってー、おばあちゃんって事ー!ww」

桃太郎  「あー、ママに言っちゃおー。」

桜次郎  「お兄たんこそ、ママのことおばあちゃんって、言っちゃったからねー!」

桃太郎  「あっ、ママだー!」

桜次郎  「怒られるー!」

桃太郎  「寝たふり、寝たふり!」

桜次郎  「寝たふりー!」