夜分に失礼致します、男女蔵です。

本日は父が麻雀の為、誠に申し訳ございませんが、僕が代役を勤めさせていただきます。

皆様すでにご存じのように、先日は父に那須に連れて行ってもらいました。

私の大好きな、①ゴルフ、②温泉、③肉、全てが揃った、素晴らしい旅行でした。

しかしながら、やはり父と行動を共にするハードさも、もれなくついてきます。

まず、出発の待ち合わせが、父の家の駐車場だったのですが、

出発の二時間前に、「寝坊をしたので、待ち合わせを一時間遅らせて欲しい。」と、

母上から、メールがきましたので、「了解です!」と、返しました。

ですから、新たな待ち合わせ時間の10分位前に着くように、車に乗り込んだ途端、

父から、「おい、お前どこにいるんだよ!」と、あたかも、私が遅刻したかのような、

イライラとした催促の電話が掛かってきました。

きっと、自分達が思いのほか、早く支度が調ったのでしょう。

そして、僕に部屋から車まで、自分達の大荷物を運ばせようと企んでいたのだと察します。

とにかく、二人のと言うより、母上の荷物が凄いのです。

たった二泊なのに、僕なら一カ月分位の旅支度です。

桃太郎と桜次郎の使う犬用ベッドから、自分が普段使っているドライヤーなど、

靴だって、どうしてあんなに必要なのか理解に苦しむ数が詰め込まれています。

すみません、話しがそれましたね。

さわらぬ神に祟りなし…の神にさわってしまうところでした。

危ないので、父の話しに戻しますね。

そして、次の日のゴルフでも、皆様にお写真をご覧いただきましたが、色々とありました。

まず、ゴルフ場は歩いて行かれるので、父と僕は現地集合と前日に約束致しました。

もちろん、僕は待ち合わせ時間の前に着いて、飲み物など買い揃えたり下準備を進めていました。

すると、父から電話が鳴り、「お前はゴルフ場の玄関の外にいろよ。」と、言われ電話が切れました。

何事かと、慌てて駆けつけますと、父が車で横付けしています。

降りるなり、「この車を俺の部屋の駐車場まで戻してこい。」と命令されます。

なんで歩いて来てくれなかったのですか…と、責めたい気持ちをぐっとこらえて、

「はい。」と、返事をして、仕方なく車を父の部屋の駐車場まで戻しに行きます。

そして、すでに先ほど一人で歩いた同じ道を、もう一度歩きます。

歩いて10分弱とは言え、少し勾配がありますし、急いでいるので息が弾みます。

歩くのが嫌いな父は、この勾配のある道を例え10分弱とは言え、歩きたくなかったのでしょう。

かと言って、自分が車をゴルフ場に乗ってきてしまうと、母上がいざ車を使おうとした時に、

駐車場にない訳ですから、ひどく叱られる事は間違いありません。

僕の事は使えるだけ使うくせに、母上には、用事を言いつけたりしている姿を見た事がありません。

ですから、「俺が乗ってきたから、車をゴルフ場まで取りに来てくれ。」とは、決して言いません。

そんな苦労の末、ようやく親子二人で和気あいあいと、ゴルフが出来るかと思えば、

父はプレー中も、楽しく話し掛けてくれるわけでもありません。

その代わりに、カートの中で僕に、「危なーい!」と言って、ボールを投げてきたり、

こういう時だけ楽しそうに、危険なイタズラを仕掛けてきます。

ちなみに、車の中でも、父が僕の後ろに座ると、首を絞めてきたり、頭を叩いたりしてきます。

さすがに僕の運転中は出来ないので、僕が運転している時は暇なのか、グーグー寝ています。

母上が、「もう児童虐待で中央区に相談した方がいいよ。」と、僕にすすめる程です。

母上にみせる気遣いの十分の一でも結構ですから、僕の事も気遣って欲しいと心から願っています。

それでは、まだまだ話し足りないのですが、あまり話すと警戒されて、

次に代役がまわってこない可能性があるので、本日はこのくらいにさせていただきますね。




当然、東京に戻り、父達の大荷物を運ばされた事は言うまでもありません。

キャディバッグも、いつまでも車のトランクに入れておくと、

母上に邪魔だと文句を言われるようで、地下のトランクルームまで僕が担いで入れてきました。

それなのに、八月に誘われているゴルフを楽しみにしている僕がいます。