新米が美味しい時期です。
新米も時間が経つと新米じゃなくなる。。。。
古米になる。。。。
美味しくなくなる。。。。
冷蔵庫に入れておこうが、玄米のままで保存していようが、
やっぱり、古米になる。。。。
どんな努力も、むなしく、刻刻と時間はきざまれて、古くなる。。。。
逆らわないで、チクタクと古くなっていこう、そうしよう。
美味しいもの食べて、楽しいことをして、
そんで、枯れていくのね。。。。
と言うことで、
お肉を食べないワタシは、魚喰いなんです。
新米を洗ってざるにあげてから、いつもの魚屋さんへ
あったぁー
鯖の美味しそうなのがぁー
一尾全部、お刺身にしてもらった
もちろん、ちゃんとお皿に移しましたよ。今好きな石皿。
二人でぺろっと、食っちまった。
美味しいもの食べて、楽しいことしよ。。。
ツレは靴下をワタシは、巻物、マフラーのこと、今の季節は。
頭に被るものと、首に巻くものが大好きです。
それを、それぞれが買って(ツレが買ったけど)
映画の時間まで少しあったので、古い、古い、古い喫茶店へ。
なんとツレが10代の頃から行ってる喫茶店。
ママとウエイトレスは、女同士だけと、夫婦。
二人だけで、何十年も喫茶店をやってる、大好きな二人です。
コーヒーの後で、昆布茶が出てきます。
さて、ブロ友のがたねぐら、通称がたちゃんが大好きな、アキ監督の最新作。
通称がたちゃんって言うのも変ね。最近記事にも書いてます。読みにいってみて。
パン屋、雑貨店、バーなどが建ち並ぶル・アーヴルの裏通りに暮らす人々の人間模様を
アキ節とも言うべく、独特な世界観の中で、溝に落ちていた主人公マルセルとそれを救った
妻のアリエッティの夫婦愛、気のいい隣人達との友情を台詞少なく、無表情な表現方法で
見ているワタシ達を笑わせ、泣かせ、気持ちのいいエンディングへといざなってくれた。
「溝に落ちた僕をアリエッティーが助けてくれたんだ」どうもホームレスだったらしい。
とにかく、笑ったのは、圧巻。
リトル・ボブこと、ロベルト・ピアッツァというロックンローラーの慈善コンサートの
場面、ありえない赤い皮のジャケットを着た白髪頭の、リトル・ボブの歌を聴きに、
若いファンが列を作って聞きにきていた。
全国ミニシアター系の劇場で、やってるとこあるかもしれません。
フランスの港町が舞台なのに、なんだか昭和な香りがただよいます。
しょうもない、どうしようもないけど、自分のやるべきことに信念をもってる初老の男と
それを支える、シワクチャでやせっぽち、黄色いワンピースが好きな老嫁。
古くなるのもいいかな。。。。皆一緒だもんね。
なんだっけ?老犬も出てくるんですが、ちゃんとキャストのところに名前が出てました。
そんなとこも、監督のおちゃめ心が表れてるようです。
あら、もう寝る時間です、おやすみなさい。