若い時に、デパートの食器売り場で働いていたので、食器好きです。

最近は、少し熱が冷めてますけど、というより、もう欲しいモノがない。

買って、買って、買いまくりました(笑)知れてますけどね。

小さい時から、お小遣いで、お茶碗を買っておかあちゃんに笑われていました。

骨董、民藝から始まるんですが、ツレも好きだったことから、二人でかなり

集めた時期がありました。この石皿は瀬戸です。模様は馬の目と言います。

馬の目皿は、江戸後期(19世紀初)に庶民用の日用雑器として、

瀬戸・洞地区を中心に生産されたと言います。

大正時代の民芸品志向の運動によって再び脚光を浴びる様になり現代でも、

骨董としてコレクターが多い器です。江戸ですから、骨董といっても若いですけど。

美術品ではありません、雑器ですから、どんどん使います。男っぽい皿ですので

お魚なんか盛ったら、いい感じです。

民藝運動の創始者柳宗悦も、どんな台所でも重宝がられた、使い勝手のいい石皿です

と言っていました。



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 あれぇ、いくら使い勝手がいいと言ったって。

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 たぶん、こうなると思ってたんだけど。弥生です。


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 そして、そして。

 ツレが造ったオッパイのオブジェも愛してやまない、弥生です。

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 早くから、おかあちゃんのオッパイとお別れしたからね。

 ワタシのことを「おばちゃん」と呼ばせています。ツレは「おじちゃん」と。




 「あんたは、猫で、ワタシは人間のおばちゃんよ、この人はおじちゃんです。

  外で自由な暮らしをしてるあの猫があんたのおかあちゃんよ、白いけど、汚れて

  黒いわね、あんたは、おじちゃんがお風呂に入れたり、おばちゃんが顔を拭いたり

  してあげてるから、綺麗ね。でもね、あんたのおかあちゃんがあんたの命を助けた

  のよ、どこでどうなったのか、あんたは瓦礫の下へもぐりこんで、1ミリも動けな

  い状態だったのよ、おかあちゃんが、おばちゃんとおじちゃんに「助けて」って

  何回も、何回も猫語で頼んだのよ、おばちゃんたち、猫語の理解がその頃全くでき

  なかったから、大変だったけど、おじちゃんが瓦礫を少しづつどかして、あんたを

  発見、目が片方潰れて、鼻の穴は真っ黒、片手で掴んでひょいっと、おばちゃんに

  渡してくれた時、おばちゃんはあんたを家猫として一緒に暮らそうと思ったの」

 
 「ねえ、あんたその話、よー飽きんと、一人で話すなぁー、弥生も聞き飽きたってよ

  おばちゃんデスク・ジョッキー、ほっといたら何時間でも続くから、ヤヨちゃん

  早よ、こっちおいで、おばちゃん、僕にコーヒー、入れったってぇ」

 
  残暑、厳しい中、猫の弥生と元外猫の姉の緑と、おじちゃんとおばちゃんの

  2匹と二人の吉本劇場な午後のひと時でした。

  

  では今夜はこのへんで。

  明日の予告は。。。以前にも記事に書きました、写真家「石内都」のお話です。