今日で6月も終わり明日からワタシの誕生月の始まり
って何にも関係ないんだけれど
バーゲンのDMも誕生月だとポイントが貯まる
お寿司屋(回る)とか美容院なんかも割引が付いていたりします。
誕生日というとこれまた、忘れられない恥ずかしい思い出。
ほとんどの思い出がはっきりいって「恥」ですから、
この歳にならないと、正直発表しにくいです。
が、思い切ってお話しましょう。人の「恥」話ほど
面白いもんありませんから。
「あしたな、誕生会するから来てな」
聞き捨てなりません、昨今流行のお家でお友達を呼んでの
誕生パーティーのことです。
しかも、クラスで人気者のK子ちゃんのお誕生会。
「行く、もちろん行く」
って、あんた誘そわれてませんから
斜め後ろでヒソヒソとM子を誘っているんです。
でも、もう行きたくて行きたくてしょうがありません。
聞くところによると、なんだかプレゼントを持って行って
おばちゃんがいっぱいご馳走を作ってくれてて、ケーキも
もちろん、皆で記念写真を撮ったり、そりゃもう考えてみただけでも
楽しくないわけがない。
でもそれって、仲良しが集まるから楽しいんであって
ふだんは遊ばないし、ただ、クラスが一緒ってだけの子は
そのグループにいたって楽しくも可笑しくもないんぜよ、ベータン。
そのことが理解できないって言うか、幼少時からKY?
でも、我慢できないのがこの子の悲しいところ
宵越しの金を持たない子なんで、プレゼントを買うお金がない。
部屋中、家中探してまあ、許せるかなっていうのが
1円も入っていない「ブタの貯金箱」
K子のお部屋にはピアノとエレクトーンと両方右左に
急に増えたお客様の分も、もちろん
テーブルにはもう人数分のお子様ランチ
チキンライス、えびフライ、ハンバーグその他色々
見たことも無い大きなガラスのボールに入った
ノンアルコールのパンチ(後でわかったんですが)
全部おばちゃんの愛情のこもった手作り。
食事が済んだ後、宴もたけなわ
この歳になって思い出しても汗がでるほど恥ずかしいんですが
ワタシ何を思ったのか、経緯は忘れましたが、
なんとその場で教科書に載っている
「手袋を買いに」を朗読したのです。
普段、先生から朗読を褒められ、他のクラスへ出張するほどの腕前
狐の親子で声色を変えての大芝居。日本昔話風です。
ちょっとここで汗を拭きます。久しぶりに思い出してドット汗が…
まあ、出席者たちもおとなしく聞いてはくれてるんですが、
「なんやの、この子」って感じ、いつもクラスで聞いてるから
しかし、 物語も架橋に入ったその時
ドア越しに聞いていたK子のお母さんが感動して涙を流してくれたんです。
それからの宴はわたしがお誕生会の主人公?
あんまりお母さんがほめるもんだから
皆もその気になって、
「ブタの貯金箱」を見た時のK子のうって変わった態度。
以上、招かれざる客、人の誕生会でヒロインとなる。
後日、おかあちゃんが病院の見舞いでもあるまいに
大きな果物かごと、オルゴールをデパートで買って
誤りにいったおまけ話がついています。
「あんた、ママから聞いたよ、呼ばれてないのに誕生会へ
行ってんてな」
「うるさいなあ、文ちゃんかて誕生会行きたいくせに」
「わたしは呼ばれてないのに行かへんよ」
当時、文ちゃんアラホォーだったと思うけど
けっこう、ワタシイジメテ喜んでました。
いかがでしょうか?笑っていただけたでしょうか?
その何年か後、卒業式の日にK子のピアノで
ワタシが6年生を送る詩を読み、会場を涙で包んだのでした。
って何にも関係ないんだけれど
バーゲンのDMも誕生月だとポイントが貯まる
お寿司屋(回る)とか美容院なんかも割引が付いていたりします。
誕生日というとこれまた、忘れられない恥ずかしい思い出。
ほとんどの思い出がはっきりいって「恥」ですから、
この歳にならないと、正直発表しにくいです。
が、思い切ってお話しましょう。人の「恥」話ほど
面白いもんありませんから。
「あしたな、誕生会するから来てな」
聞き捨てなりません、昨今流行のお家でお友達を呼んでの
誕生パーティーのことです。
しかも、クラスで人気者のK子ちゃんのお誕生会。
「行く、もちろん行く」
って、あんた誘そわれてませんから
斜め後ろでヒソヒソとM子を誘っているんです。
でも、もう行きたくて行きたくてしょうがありません。
聞くところによると、なんだかプレゼントを持って行って
おばちゃんがいっぱいご馳走を作ってくれてて、ケーキも
もちろん、皆で記念写真を撮ったり、そりゃもう考えてみただけでも
楽しくないわけがない。
でもそれって、仲良しが集まるから楽しいんであって
ふだんは遊ばないし、ただ、クラスが一緒ってだけの子は
そのグループにいたって楽しくも可笑しくもないんぜよ、ベータン。
そのことが理解できないって言うか、幼少時からKY?
でも、我慢できないのがこの子の悲しいところ
宵越しの金を持たない子なんで、プレゼントを買うお金がない。
部屋中、家中探してまあ、許せるかなっていうのが
1円も入っていない「ブタの貯金箱」
K子のお部屋にはピアノとエレクトーンと両方右左に
急に増えたお客様の分も、もちろん
テーブルにはもう人数分のお子様ランチ
チキンライス、えびフライ、ハンバーグその他色々
見たことも無い大きなガラスのボールに入った
ノンアルコールのパンチ(後でわかったんですが)
全部おばちゃんの愛情のこもった手作り。
食事が済んだ後、宴もたけなわ
この歳になって思い出しても汗がでるほど恥ずかしいんですが
ワタシ何を思ったのか、経緯は忘れましたが、
なんとその場で教科書に載っている
「手袋を買いに」を朗読したのです。
普段、先生から朗読を褒められ、他のクラスへ出張するほどの腕前
狐の親子で声色を変えての大芝居。日本昔話風です。
ちょっとここで汗を拭きます。久しぶりに思い出してドット汗が…
まあ、出席者たちもおとなしく聞いてはくれてるんですが、
「なんやの、この子」って感じ、いつもクラスで聞いてるから
しかし、 物語も架橋に入ったその時
ドア越しに聞いていたK子のお母さんが感動して涙を流してくれたんです。
それからの宴はわたしがお誕生会の主人公?
あんまりお母さんがほめるもんだから
皆もその気になって、
「ブタの貯金箱」を見た時のK子のうって変わった態度。
以上、招かれざる客、人の誕生会でヒロインとなる。
後日、おかあちゃんが病院の見舞いでもあるまいに
大きな果物かごと、オルゴールをデパートで買って
誤りにいったおまけ話がついています。
「あんた、ママから聞いたよ、呼ばれてないのに誕生会へ
行ってんてな」
「うるさいなあ、文ちゃんかて誕生会行きたいくせに」
「わたしは呼ばれてないのに行かへんよ」
当時、文ちゃんアラホォーだったと思うけど
けっこう、ワタシイジメテ喜んでました。
いかがでしょうか?笑っていただけたでしょうか?
その何年か後、卒業式の日にK子のピアノで
ワタシが6年生を送る詩を読み、会場を涙で包んだのでした。