本来の私の存在は僕という霧の中に影を潜めて今となっては僕が私に成り代わっている様に感じてしまう
1人でいる時僕の中から少しだけ私が顔を出してくれて少し話せる気がする
それでも私が僕ではないのか私ではないのかと判断がつかない
何がしたいのか、どう感じるのかというのは難解な質問で今は何も湧いてくるものがない様な気がする
敢えてあげるとすれば、ずっと寝てそのまま夢を見続ける事か、感情を取り戻したいという事だろうか
感情を心で感じて理性や僕が否定を止めてしまえば、ある意味子供の頃に感じた感覚で今を生きることができる気がする
今の私は何も言わない
今の僕は表面上の薄っぺらい存在でしかない
この薄っぺらい存在が今までの時間私を外界と切り離してくれていたのだろうと思う
それ故私は人と心が通った感覚を持ち得なかったのかもしれない
私で世界と繋がりが持てるとどうなるのか
僕が途端に私を覆い、私が僕となる
僕は今までの僕と同じ様に行動し話している
私は僕に侵されていく
私は僕になる
現在の社会生活にはこれが適応するという事なのだと思う
それと同時に感情を失うのだと思うのだが、なぜ周りの人はそれを感じないのだろう
失わずとも希薄にはなると思うのだが
私がいなくなってしまう
私が私でなくなってしまう
怖い、怖い、怖い