年明けからバレーボールを始めた息子は、早くもチームメイトとの問題を抱え悩んでいた。 HOTARUROCKの楽屋で、その事をドラムのアキラに相談し、アキラの言葉を後日息子に伝えたが、結局彼はチームを退団した。
逃げである、退団という選択は、僕は納得いかなかったが、監督さんの「お父さんが柔軟になってあげなきゃダメかも知れない」の言葉に説得される形で、退団を認めた。
友達づきあいが下手で、野球もサッカーも入団を拒み続けた彼には夢がある。
僕がミュージシャンを夢みて来たように、彼には「D1ドライバー」になる夢がある。
17歳でD1SLのシード入りを果たした小橋正典選手より低年齢でD1に参戦する!という夢を持っている。そんな彼が一番尊敬する、軸屋清文選手に「何事も諦めたらアカンで」と言われていたのに、彼はバレーボールを辞めた。
これからD1ドライバーを最短で目指す為には、より多くの大人の力を借りなければならない。 もう二度と彼は大人を裏切る事は許されない。僕は彼に軽四の練習車を買った。備北サーキットの上原氏を始め、多くの大人達も、真剣に彼を思ってくれている。 木口健治選手は「6年生で権利を取って、同じ舞台で戦おう」と言ってくれた。 身長150センチの味元美智恵選手は「もう少し背が伸びたらシルビア乗れるよ」と勇気をくれた。
2月の寒い中、練習後の疲れた中 車を見せてくれた田中省己選手。上原氏を通じ、気遣いくれている内海彰乃選手。 土屋圭市氏の激励の握手…
40歳近くなった今も歌い続ける僕は思う。
息子にも夢を諦めず、決して諦めず、努力して そんな大人達の期待に応え、夢を必ず掴んで欲しいと。


