家族を見送り
わたしはいつもの公園に行く。
気ままに歩いてベンチに座る。
日陰は涼しい。
せみの鳴き声、木々の緑。木々の隙間から差す陽の光。優しい風。
青い空。
こどもたちと訪れる時とは違う豊かな時間。
それを
めいっぱい味わう。感じる至福。
傷ついていたこと。
葛藤していること。
悲しかったんだね。
ほんとはこう思ってたんだね。
内側を感じてあげる。
この瞬間が、自分の本音と繋がれる瞬間がとても豊かだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
わたしは
子育ての合間に、夜スナックで働いている。
わたしは水商売の経験もなく、自分がそういう場所で働けるという自覚もなく、女性としての自信もないまま、ママに誘われて、働き始めた。
彼とはそこで出逢った。
初めて会った時に、この人だってわかった。
バイト中
ママやお客さんたちが、浮気や不倫について、話し始めた。
それは悪い。
誰が悪い。
浮気したほうが悪い。
浮気はいけない。
そんな議論が飛び交い
わたしも正義を振りかざして、議論に加わった。そのあとわたしは頭痛と吐き気でその場にいられなくなった。
こう生きたい
あの人みたいに堂々と自分を表現したい。
こうありたい。
でも、そうしたら
わたしはみんなに嫌われるかもしれない
大切な人を悲しませるかもしれない
本音と思考の狭間で葛藤している。
居心地はよくないが
葛藤を許す。
葛藤も大事なわたしの感情だ。
今日も良い1日を。
全てにありがとうー。