スーパーのウィスキー売り場にラッピングされた

お酒が並んでいた

6月16日は「父の日」だと知る。

「父の日」は「母の日」に比べ影が薄い

 

もっとも日々の出来事から母は思い出す事が多くても

父親の事は年に数回という親不孝者である私

 

仕事柄お袋の作った料理とか

材料の組み合わせ、調理、味付けは常日頃記憶を辿り

同時に顔も浮かぶが・・・

しかしながら

早死にした親父との14年間の付き合いは

私に取って中々の足跡であった

今思う、正に感謝である。

 

自身、親父がこの世を去った歳よりも25年長生きし

親父と同じ様に「父親」と成ったものの

親父の様にはなれないし

親父の真似も出来ない・・・

今現在、比較すれば不甲斐なさと空しさを感じるだけの事である。

 

明治生まれの職人道を歩んだ人と

所詮、甘ちゃんの私とでは大人と子供のレース

 

親父の52年間という足跡を

私が77歳に成っても覚束ない人生である事に

始めて知り、

今年の父の日に反省した。