今年も春が来た
四月に始めた我が業界人とした人生が
まる五十八年が過ぎた。
何一つ誇れるものもない我が人生であったが
今月からは小説でありTVドラマの
「あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって死にたい」という
願いを込めた日向半兵衛の生き方とか
「三屋清左衛門残日録」の清左衛門の生きる心境を実践したいもの
あらゆる過去と縁を切る生き方
簡単のようで難しい事ではあるが・・・
今までの今まで自分が生きた「業界の職人道」から引退し
これからは
我が思うままに「身に付けた手に職」を楽しむ
正に「昔取った杵柄」「腐っても鯛」を健康な限り生き抜く
我が人生
私に残された
人生最後の「挑戦状」である