かなり生きた・・一昔前ならあの世へと、旅たちの年代

半世紀以上前の職人の修業時代は朝早くから深夜までよく働き、

賄いをたらふく食べ、腹を満たすために働いた・・・

ただし、少ない給料でも人並みの遊びは出来た。

休日は地方競馬にパチンコ、土日は新橋の場外で中央競馬

毎日、毎月、金がない・・・でも

ただ、寝る所と食べるものがある。これは人が生きる為の衣、食、住

三大要素の食、住が離職しない限り保証されている。

 

料理への道は大変ではあるものの

今現在思えば有り難いもの・・・この世界、半世紀過ぎても

身体が動き、身体が反応する。

 

1960年代西銀座路地裏

 

修業は訓練、その時間が証明する

門前の小僧習わぬ経を読む