こんばんは 櫻子です。
今日、ある方の訃報をフェイスブックで知りました。

その方は
2年ほど前に「アニマルコミュニケーション×絵」の
コラボをしたときに、お申込み下さった方でした。

直接、お会いしたことはありませんでしたが
一緒に暮らす「レオちゃん」というねこちゃんの
アニコミのご縁を頂いて
数回、メールのやりとりをさせて頂いた方でした。

メールのやりとりは決して多くの言葉は綴られてはいませんでしたが
紳士的な温かなお人柄というのは
その言葉選びからも伝わってきました。

それからは
フェイスブックやブログでのお付き合いしかありませんでしたが
そこかしこで
その方やレオちゃんの近況を知って
いつかはお会いしたいなと思っている方のおひとりでもありました。

急に連絡がとれなくなり
友人の方が警察とともに
ご自宅兼事務所に向われて
ベッドで亡くなられていたそうです。

一緒にいたレオちゃんは
お仲間でいらっしゃった方が
すぐに引き取られ
安心できる環境にいるようで
当面はきっと落ち着かないかもしれないけれど
きっと
優しいその人と一緒に暮らしていく同じネコちゃんに囲まれて
幸せに暮らしてくれると思います。

一度もお会いしたことはないのに
その訃報の詳細を聞くたびに
その方の過ごしていらっしゃった時間での
楽しそうなお写真を拝見するたびに
なぜか、涙が溢れてとまりませんでした。

わたしは、その方のいる世界の仲間でもなければ
ただ、一度だけ
「レオちゃん」を通じてご縁を頂いただけなので
フェイスブック等々コメントをするのも
憚られて、ひっそりとご冥福をお祈りするしかないのですが、

ご主人が亡くなっていく姿を
ただただそばで見ていた
レオちゃんのことを思うにつけ
胸を締め付けられるような気持ちになって
今もこれを書きながら
涙がとまりません。

私にできることはなにもないし
ただただ祈ることしかできないし
「死」は誰にも訪れるもので
それは本当に突然で
「死」は「至福」だとわかってはいても
やはりとても悲しくなります。

私の兄も
突然、サーフィン中の心臓発作で亡くなりました。

突然の死は、
それがいくら運命だとはいえ
残された者がそれを受け入れるまでは
とても長い時間が必要です

そして
残された動物もきっと
次の環境になれるまで不安と葛藤を抱えながら
一生懸命に生を全うしようとするのでしょう

わたしたちは
今日も明日も明後日も
目の前にいる動物たちと一緒にいられると思い込んでいます。

時々、考えることがあります。
もし、私が死んだらブッチくんはどうなるんだろうと・・・
ブッチくんが死ぬまでは絶対に死ななないと思っています。

でも、運命は
いつどこでどうなるか教えてくれることはありません。

もしわたしたちにできることがあるとするなら
それは
「今」を共に過ごすことに
真摯に向き合うことだけなのかもしれませんね。

奇しくも、アニコミを手放すことと
アニコミで動物が繋げてくれた方の突然の訃報が
同じ日に重なったことは
人と人を繋ぐのは
人だけではなく
「動物」「植物」そのほかこの世に存在するすべてのもののおかげかもしれませんね。

記事にすることを少し迷いました。
それでも
その方とレオちゃんが共に生きた時間に
少しでも関わらせて頂いたひとりとして
書かずにはいられない気がしました。

岡田さん ご冥福をお祈りいたします。
レオちゃん いかりんさんの元で安心して優しい時間を過ごしてください。



合掌