「もしもあなたが信じたら
 ウソもまことになるものよ」
という映画のセリフがある

古い(笑)

「野蛮人のように」
薬師丸ひろ子と柴田恭平の映画

このセリフが
もう20年以上も前の映画で
前後はまったく憶えていないのに
ずっとずっと頭に残っていた

で、なんとなく
検索してみたら・・・
「欲望という名の電車」のセリフから
引用されてた

「たとえペーパー・ムーンでも
海は厚紙細工でも──
嘘もまことになるものよ
私を信じたら!
たとえサーカス芝居でも
どんないかさま芝居でも──
嘘もまことになるものよ
私を信じたら!
愛がなければ
安キャバレーの浮かれ歌!
愛がなければ
ゲームセンターのはやり歌!
たとえペーパー・ムーンでも
どんないかさま芝居でも──

   『欲望という名の電車』
   小田島雄志訳 新潮文庫」

ペーパームーンという曲の一説

「欲望というなの電車」って観たことあるかな?
古すぎる映画だから
モノクロで内容も辛気臭いけど(笑)

櫻子も憶えてなかった、この歌(笑)
んで、内容もあまり憶えてないし
本も読んだ記憶があるけど残ってなかった

で、このセリフね
「虚言癖のある女」が吐くセリフなのね

「ウソつき」よばわりされて
どこからどこまでが本当で
どこからどこまでが芝居なのか
どこからどこまでが経験で
どこからどこまでが妄想なのか
そんな境界線がわからなくなった女のセリフ

エディット・ピアフなんかも
ちょっとこの毛があるよね

「被害妄想」と「虚言癖」から
些細なことをおおげさに捕えて
周りを迷惑なほど巻き込んでいく

でも
この
「もしもあなたが信じたら
 ウソもまことになるものよ」って

そんな「虚言癖」の言葉ではなく
結構真実なんじゃないかって思った

それでないと
20年以上も憶えてない

「勘違い」して
「思い込み」をして
そんな「うそ」を信じてしまって
「自分」にしてしまった

なら
これを逆手にとればいいよね

たとえ
何がなくても
何が叶っていなくても
現実に起こってなくても

ある世界を
叶った世界を
現実に起こった世界を
信じていれば
「まこと」になる

なった「ふり」ではなく
「なって」しまえばいい

前提を変えてしまえばいい

「テクマクマヤコン」でも(笑)
「シャキーン」でも(笑)
変身してしまえばいい

目に見えてないだけ
知覚障害を起こしてるだけ
確実に
動いて
動き続けて
必ず
目の前に現れるよ

自分で取り下げなければね^^