定型職とは、
一般に職務内容が
定型的で、
習熟度合によって、
遂行速度や
正確性が異なる
一般事務職・
現業技能職・
販売職
などの職務群を
言い、
非定型職務の
範囲・重複型
賃金体系とは別の
貢献度反映賃金体系
をとることになります。
※定型職に適した賃金体系
定型職の
基本的賃金体系は、
図のように
職務価値を
反映した「職務給」と、
習熟度合を反映した
「習熟給」で
構成します。
基準値は世間水準
(参考:厚生労働省賃金構造基本統計調査、
同業他社賃金)から設定
➀「職務給」の設定:
世間水準・
同業他社の
賃金水準を参考に
等級別職務給の
基準値を設定します。
②「習熟給」の設定:
基準値の
±20~30%
程度の額を習熟給とし、
約2分の1を
基準値に含み、
残りを基準値の
上部に設定します。
習熟度合は、
級内に号給を
設定し、
正確性・効率性の
向上度合(貢献度合)
によって
評価・昇給させます。
一般に低下する
ことがなく、
一定の習熟度
以上には上昇しない
ため、
級内積上げ型で
上限を設定します。
[定型職の一般的な賃金体系]
職務給:等級別単一型
習熟給:級内積み上げ型
(別法:習熟ランク給・
習熟レベル別定額)