こんにちは。
本日は風が冷んやり冷たいなぁ
京都の着付け教室*いろは
講師の東です。
生徒さんからのご質問です。
Q それ、何ですか?
これね。
私の着ていた着物の下前に文字が描いてあるので、何だろ?と思われたんですね。
A 「為書き」です。
着物の下前によくあるのは、友禅作家さんのお名前や落款が多いと思われます。
「私の作品です」と言うサインですね。
私の着ていた着物は「為書き」
誰(作家)が誰(依頼主)の為めに作成したものか?を書き添えています。
白抜きの文字「為 三佳」は三佳の為
つまり私の為に作りましたの意味
下の落款印は作家(父)の名です。
要するに父が娘へ作った着物なんです。
書籍なんかでも、裏表紙に作家さんが◯◯さんへとサインしますよね。
あんな感じです。
「為書き」に関しては、入れる入れないは正直お好みです。
入れてて良かった!と思うのは「喪服」くらいですかな?
皆んな同じ真っ黒の着物なので、名前描いてあると間違えない
転売される予定なら入れない方が、かえって良い場合もあるかもですが、私の場合父が作ってくれた物なので、問答無用で入っております。
残念ながら我が家は息子しか居ませんが、いつか産まれる孫が女の子だったら、
「おじいちゃんが作ってくれたお着物なんですよ」と渡してあげられたら良いのにな。と思っております。
いつもありがとうございます
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