為書き | 京都の着付け教室 いろは
こんにちは。


本日は風が冷んやり冷たいなぁ




京都の着付け教室*いろは

講師の東です。













生徒さんからのご質問です。



  Q  それ、何ですか?


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⬆︎

これね。





私の着ていた着物の下前に文字が描いてあるので、何だろ?と思われたんですね。





A   「為書き」です。





着物の下前によくあるのは、友禅作家さんのお名前や落款が多いと思われます。
「私の作品です」と言うサインですね。







私の着ていた着物は「為書き」


誰(作家)が誰(依頼主)の為めに作成したものか?を書き添えています。



白抜きの文字「為   三佳」は三佳の為


つまり私の為に作りましたの意味

下の落款印は作家(父)の名です。



要するに父が娘へ作った着物なんです。





書籍なんかでも、裏表紙に作家さんが◯◯さんへとサインしますよね。
あんな感じです。





「為書き」に関しては、入れる入れないは正直お好みです。





入れてて良かった!と思うのは「喪服」くらいですかな?


皆んな同じ真っ黒の着物なので、名前描いてあると間違えない





転売される予定なら入れない方が、かえって良い場合もあるかもですが、私の場合父が作ってくれた物なので、問答無用で入っております。てへぺろうさぎ





残念ながら我が家は息子しか居ませんが、いつか産まれる孫が女の子だったら、
「おじいちゃんが作ってくれたお着物なんですよ」と渡してあげられたら良いのにな。と思っております。カナヘイうさぎ








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