ワールドカップをふりかえって | 藤野由希子のブログ

ワールドカップをふりかえって

いま、南半球のブラジルは冬です。ブラジルはとっても広いので、場所によっては年中ビーチで水着で過ごせるような場所もあったりしますが、私が住むサンパウロ近郊はかなり冷え込んでいます。

暑い日本の夏がうらやましい~!

ワールドカップが終わりましたね。

もともとサッカーに全然関心のない私なのですが、ブラジルにいるとサッカーの試合に巻き込まれていきます。

というのも、ブラジル代表の試合のある時間帯前後はブラジルでは官公庁、会社、スーパー、ありとあらゆるサービスやお店などが閉まってしまうからです。唯一の例外はサッカー観戦できるバーやレストランなど。娘の幼稚園も一ヶ月冬休みが前倒しになり、開催期間中が冬休みでした。

だから、

「私、サッカー興味ないから、ちょっとカフェでゆっくりしよう」とか「サッカーの時間に空いているから、ショッピングモールで買い物しよう」とか、サッカー観戦以外の行動が不可能なんです。

そして、サッカーの試合が始まると普段は車がたくさん通る道でも、1台も通らなくなります。
そして一人も道を歩いていなくて、無人状態。

サッカーに興味がなくても、身の安全のためにブラジル代表の試合のスケジュールは常にチェックしてました(^^)

サッカーの試合中は犯罪もないといわれていますが、誰もいない道を歩くなんて怖いし、警察だって試合中は来てくれないと思うので、結局自宅で過ごすことがほとんどでした。

これほどサッカー中心に動いている国、というのが存在していることが驚き。

試合が終わって数分すると、またスーパーのシャッターも開いて、車も走り出して、日常が戻っていきます。

ブラジルはサッカー観戦の権利は国民の権利のような感じで、会社でも試合の時間に働かせて試合を見せないなんてやったら、大変! 会社にいなければいけない場合は、テレビなどでしっかりと観戦します。

ブラジル代表がゴールすると近所のどこかの家から花火があがります。見ながら花火も待機して、ゴールとほぼ同時に花火上げる。なんともすごい技!

ブラジル代表が勝つと、うちの近所では自主的なパレードがありました。オープンカーに乗り大きな国旗をはためかせながら、ブッブーとクラクションを鳴らし、周りの人に手を降ります。普通の車や自転車のおじさんも国旗を降りながら、クラクションを鳴らし、道を走ります。

用事があっての車じゃなくて、お祝いのために近所を一週するんですね。

日本だと、団体で騒ぐ様子などよく報道されますが、ブラジルは個人、一人でもやるし、家族で車に乗り、勝った喜びを道行く人や車と分かちあいます。

なにはともあれ、終わってやっと普段の生活に戻ります。
1405576149204.jpg