小さなことへの感謝の気持ち | 藤野由希子のブログ

小さなことへの感謝の気持ち

「感謝」って言葉にするのは簡単ですが、感じとるのはなかなか難しいものだったりするように思えます。

でも、ブラジルに来てから感謝のハードルがぐんと下がって、とっても小さなことにも感謝の気持ちを感じられるようになりました。


そのひとつがコップ事件。

ブラジルで家具付アパートに住んでいた頃、日本からの荷物が届く前だったので、備え付けのお皿やコップを使っていました。

そこで使っていたブラジル製のコップ、手がすべって割ってしまったんです!

その瞬間、見事にコップがパリンパリンの粉々になって、床に広がっていました。

日本でコップや食器を割った時は、いつも大きな破片に分かれて割れるので、その大きな破片を拾って、それから粉々の部分は掃除機でお掃除していました。

でも、ブラジル製のコップの割れ方といったら! 粉みたいになるんです。カルチャーショックでした^^。

おかげさまで「日本の食器は割れ方も素晴らしい!」と気づいていなかった素晴らしさにまで気づけるように(笑)。コップの割れ方にも感謝できるようになりました。


もうひとつは郵便事件。

去年の10月、私たちがブラジルに行ってすぐ、日本に住む姉がEMSという国際スピード郵便で「きっと困っているだろう」と日本食やプレゼントなどを入れた小包を送ってくれました。

日本の郵便局の窓口では「ブラジルまで4日」と言われてEMSを選んでその代金を支払って送ってくれたのですが、実際にブラジルに到着したのはなんと1ヶ月半後。

ブラジルの空港までは4日で着いても、ブラジルの場合は国内の配送に1ヶ月半かかってしまうこの国(涙)。

ブラジルでは小包が着かなかったり、途中で盗まれたり、紛失されてしまったりということもあるようなので、遅く着いたことよりも「無事に着いたこと」自体がとってもありがたい。そんな風に思えるようになりました。

小包ひとつ届くだけでも、ブラジルだと奇跡のような出来事に感じられる。

私の母が、12月の初めにクリスマスプレゼントを送ってくれたのですが、それが届いたのはなんとつい先日の3月。

母も心配でたまらなくなってしまったようで、私たちもブラジルだから

「もう盗まれちゃったのかも」
「もうどっか行っちゃったのかも」
「道に落とされて、忘れちゃったのかも」

と、日々「無事に届いてくれますように」とお祈りしながら(日本だったらそんなことお祈りしなくても届きますが)、結局無事に到着しました~。

荷物が届いた時は感動して、思わず嬉し泣き。

日本では「荷物は着いて当たり前」、到着時間も2時間ごとに指定できたりという環境だったので、届いた小包や郵便には感謝しても「無事に届いたこと」でそんなに感動したことはありませんでした。


当たり前なことが当たり前じゃないという環境だと、小さなことへの感謝の気持ちが生まれてきます。


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