そしていよいよ終わりが近づき、とうとう疲れて歩けなくなった娘を抱っこし、仮殿の横から眺めていました。
終わりにつれて、すぐ隣のテントの方で何やら準備をしています。
かけてあった幕が開けられると、そこには八百万の神々を導くといわれる龍蛇神の御神体がありました。
龍蛇神!
出雲は海蛇を御神体として、神迎の儀式では龍蛇神が祀られます。
まさかその龍蛇神がこんな近くにいらっしゃったなんて!
偶然私が立っていた場所はまさに龍蛇神の目の前で、一番近い位置に、まったく知らずに立っていたのです。
感激で、胸がいっぱいになりました。