荷造りをほぼ終える。 | 失業してスイスに暮らす

失業してスイスに暮らす

2010年1月、タケノコ生活を始めた私が、家賃を払い、お米を買うためにどうやってお金を稼ぎ、やがて再び社会に自分の舟を出すまでになるのか、同時進行形で書いています。

荷造りほぼ終了。

完了!--- とまだ言えないのは、出発直前にカバンに詰めなければならないものがいくつかあるから。弟(妹の夫)に持っていくスイスの干し肉(彼はこれが好物)、私のコンタクトレンズと化粧品。 忘れないようにしなきゃ。私は以前、コンタクトレンズを忘れて日本に行き、2週間の休暇の間中、めがねをかけて過ごしたことがあります。

この秋以降に書いた原稿のアップロード3件。今まで延び延びに。

スカイプを最近買ったiPhoneにダウンロード。これで国際電話もこわくない。

冷蔵庫にまだ残る野菜の始末はこれから。二つ残ったたまごは茹でて、日本行きの飛行機の中で食べるか。

あと2日、ここにいるうちに、ヘンな請求書を送ってきた社会保険事務所に手紙と電話しなきゃ。 

朝はまだ私が寝ているうちから、母から電話。用事はありません。もうすぐ私が帰るから、だって。親だねえ。

家を掃除しに来てくれるルアナに、クリスマスプレゼントの用意。

一年に一回、家族が身近になる日。それがこの年末休暇。

そして誰しもが、たとえお金はなくても、他人様に、何かを与える、差し出す、ということを意識して買い物に出る季節。 

けれども、いつも足元で丸くなって眠っていたさくらのいない、家の中に何かが欠けているような気持ちで過ごす、今年の締めくくり。

(12月18日)