清らけき永久の春 | 痛い日記

清らけき永久の春

花を待つ日々は幸福である。
緩やかに訪れる梅
不意に目に入る鮮やかな椿
急ぎ過ぎ去る桜
枝を垂れる低木の、牡丹に似た八重の小花は控えめに色付き
あとは沙羅双樹を待つばかり。
あの可憐な純白が花開けば春は終わり、胡乱の季節に諦めと目覚めをもたらす。

日付すら曖昧な生活では、植物だけが時間が流れていることを教えてくれる。

いま私は幸福である。
未来を生け贄にしても、いまをできる限り延命させたい。


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