ミャンマーのサイクロン、中国の地震。
私のこの2年間は同じように自然災害の被災地だったこともあり、ニュースが気になる。

ミャンマーはアチェを思い出す。
アチェも津波・地震前は紛争地だった。それがあの災害を機に外からの援助を受け入れ、和平へも大きく前進した。ミャンマーも軍と民の間に火花が散っている。
しかし、その後のニュースでも、状況改善のニュースは入ってこない。

中国の地震はジョグジャを思い出す。
中国の映像を見ていたら、学校建築がたくさん壊れていた。ジョグジャもそうだった。
日本では避難場所に指定されるはずの場所なのに、かえってそうした空間が危険だという状況。
自然災害だけでなく、脆弱な建築物による人災。


今やっている仕事も途上国での耐震関連ということで、なんだかやるせない。
ご冥福をお祈りしますという言葉、もういやだ。決まり文句にしか聞こえない。
せめて、被災地が今後、一日も早く生活の基盤が築けますように。




このゴールデンウィーク、ほんの数日というもったいないスケジュールで急遽ヨーロッパへ飛んできた。
目的は会いたい人たちに会うため。

アチェで姉妹と呼ばれていた片割れにバルセロナで再会。
彼女もぐんぐん頑張っていた。そして彼女の絶妙なセンスは相変わらず健在だった。

建築(一応、大学・大学院と専攻。)と出会った時に憧れたガウディにもバルセロナで。

なんのきっかけからか知った今度の会社の先輩でもあり、開発業界の先輩にジュネーブで再会。
人をもてなすやさしさや、ぶれない目標を追求する強さが伝わってきた。

とにかくもう一度会いたかったあの方にジュネーブで再会。
直感だけで私に大きなチャンスをくださったあの方に、あの一粒の種のその後をちゃんと報告してお礼をしっかりと伝えられた。そしてまた胸を熱く、数年後の明日を想った。




東京で住む家も決まった。
これもすごい絶妙なタイミングで。
ちょっと部屋は狭いけれど、遊びにきて下さる方、大歓迎です。


新たな生活に向けて、まだバタバタしているけれど、とにかく今回のヨーロッパ行きでこの2年にもちゃんと区切りがつけられたし、あとは前みて進むのみ。


ちょっとテイスト違いですが、ヨーロッパの写真もちょいちょい載せるかもです。
って、いつこのブログ終わるのでしょうか。。笑