Divine Attack-神撃-の感想 | BABYMETAL、サクラメントキングス、他もちょっとのブログ

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遂にきましたねぇ!BABYMETALの復活第1弾!

シングルというか、今回はTHE OTHER ONEというコンセプトアルバムのようなので普段とは毛色が違う感じ。

一聴した感じはフラットな曲に感じましたが、よく聴き込んでいくと凄く起伏にとんだ曲だということがわかります。

歌詞がわかりやすいことが世界観を伝えることへの導入になるかと思います。歌詞は閉ざされた世界への戦う意思の表明となっています。その歌詞と共に曲もそのコンセプトに倣った構成になっていると思います。

イントロはいきなりインパクトの大きなメタル全快の激しいギターのダウンピッキングと、ドラムのクラッシュ連打から始まりますが、Aメロは急に一転します。

デジタライズされたフワッとしたビートにかわり、ギターも引っ込んでいます。Su-METALの歌声は柔らかく、ストーリーを語り掛けるテリング的な歌唱です。ここの後半部分はこの音源では抑揚が抑えられていますが、生だとまた違った感じになりそうでそこも楽しみです。

Bメロからまた大きく変化して、ギターのグリスが合図となりメイトを力強く鼓舞するような歌詞と歌唱、ドラムの手数。よくあるABサビのフォーマットはBメロで一旦落とすという感じにですが、この曲はBメロで上げてきます。

そしてサビは疾走感全快の8ビートに伸びやかなロングトーンの歌唱で、兎に角走りだしたら止まらない感があります。Bメロより更に音圧の上がった歌と演奏でまさにサビという感じ。

次の間奏が最も自分が好きなパートです。ギターの激しいリフがメインで4小節続き、その後からはツーバス連打にBABYMETALらしいシンセの狂ったような不穏なメロディーが流れます。このシンセの雰囲気は正に混乱した世界観を表してるように感じ、この曲の中のトランジションとしてとても優れたパートだと感じます。この激しく怪しいパートと次の展開の対比でより後ろが映えますね。

そしてお決まりの如くBメロ、サビと続きますが、その後の大サビの前にギターソロではなくビートをぬいて浮遊感のあるオーケストレーションが入りゴージャスな感じ且つ一旦休憩。途中からドラムンベースなリズムがビートが入ってくるのが面白いですね。もう一度リバーブディレイでフワッとさせて大サビに入ります。

大サビは後半はコーラスパートになり、ここは正に全員でシンガロングする所ですね!絶対に熱いところです。

最後アウトロは神々しさ満点のオーケストレーションとオペラ的コーラスで終わります。

こうやって分解すると短いながらもしっかりと各パートで起承転結していて、キッチリと世界観、ストーリーが完成されていて感心します。BABYMETALの作家陣に対して何を偉そうにという話ですがw

でも素人が実際に作ったらこうはならないんですよねぇ。引き出しの少なさから薄くなってしまいます。自分ならこの曲はもっとパンキッシュな編曲になると思います。プロはこのシンプルな作曲に対して圧倒的な編曲能力でここまでドラマチックに仕上げられる。凄すぎるぜ!

まぁ普通に神曲でしかないわけですが。しかし賛否両論。それで良しと思います。ただ、もう少しコンセプトや歌詞や曲構成にまで目を通して聴くと違った感想を持てる人も沢山いるんじゃないかな?と思う曲でもあります。

自分としてはこの半年黒箱に付き合ってきたのでコンセプトはわかっていますし、予想してはいましたが、やはり圧倒的な完成度の高さで期待を超えてくれました。

ギタリスト目線でいうと簡単にコピー出来そうで楽しそうですね。ドラマー目線でいうと死にます!w

終わり