そしてその日は、私の誕生日。辛い歳の終わりと新たな歳の幕開け。
早めに起きて、立つ鳥跡を濁さずべくトランクケースに荷物をまとめて準備する。
彼が起きてきて申し訳なさそうに
『誕生日おめでとう。こんなんで何も出来なくて申し訳ない。せっかくだから今日はここに帰ってきて。来週位までここに行て。』
と話す。
私は聴かれないと誕生日とか言わないタイプでして、ずーっと前に聴かれて答えたけど、どうせ覚えてないだろうと思ってました。ので、覚えててくれた事にびっくり


『ありがとう、でも職務上これ以上関わって迷惑をかけると取り返しのつかない事になるし。出て行くよ。』と答えた。
彼『いや、それは大丈夫だよ。今日はここに居て。』と。
結局、次の週の半ばにおいとまの形となった。
珍しく昼休みな彼からLINEがあり、
『お誕生日おめでとう。今日はお祝いで乾杯しよう』
と。
せっかくの誕生日ですが、仕事が忙しく残業し遅くに帰宅する。
すると、彼が誕生日ご飯を準備して待っててくれました。
仕事終わりに買い物をして、ケーキ屋を2軒まわったけど空いてなくて、スーパーの三角ケーキを買ってきてくれました

『今日は、仕事の事を一切考えないからゆっくり飲んでお祝いしよう。』と、彼は笑顔で話してくれた。
最近はスマホやPCを手放さず険しい表情の彼から、いつもの優しい彼に戻ってる。
久々に通常デートモードで、飲んで食べてゆるり語り合い楽しい時間を過せた。
『こんなしょぼいお祝いで、申し訳ない。』と呟いてた。けれど仕事が悲惨で辛い中に、私のためにお祝いを用意してくれて、その気持ちがとてもとても嬉しい
プレゼントとか物よりも気持ちが嬉しい
プレゼントとか物よりも気持ちが嬉しい続きます。
