昨年11月、母から電話があり、父が全身黄疸と血液検査結果の異常数値により、自宅近所の総合病院に緊急入院したと知らされました。

1週間ぐらい前から食欲不振や過度の倦怠感、尿色の異常(父より茶褐色だったとのこと)があり、ある日突然顔が真っ黄色になったとのこと。

この時の血液検査結果はビリルビンなど肝機能の数値が軒並み桁違いの高値、炎症反応に貧血に高血糖と、どれもこれも数値の横に(H)か(L)が付いているものばかり。

父は身体の異常な状態を自力で治そうと、とにかく栄養と水分をと考え、受け付けない身体に対しスポーツドリンクや栄養ドリンク、エネルギー系ゼリー飲料などを一生懸命摂取していたとのこと。


身体は悲鳴をあげていたと思います。

母は側で見ていて「このままでは死んでしまう」と思い、渋る父を近所の総合病院へ連れて行き、ぎりぎりのところで医療に繋がることができました。


この日から父の闘病生活は始まりますが、膵臓がんが発覚し進行の早さを思い知るのは、もう少し後のこととなります。