医療従事者ってなんなんだろなー
最近、そんなことばかりを考えてしまう
こんにちは
ぶきっちょたまちゃんです
診療放射線技師をしています
たまちゃんってこんな人→★
今日のブログは最近の私が悶々と考えている事を綴ります。BLACKたまちゃんいや、ネガティブ⁈ダーク⁈なので不快に思ったり、暗いな、嫌だな、聞きたくない!っていう方がいると思いますのでそういうのが嫌だって方はそっとこのまま閉じて下さい。
ゴールデンウィーク前にTwitterで
一般の方からしたらなんでそこまで?薄情じゃない⁈兄弟の結婚を祝う気持ちないの?って思われるかもしれないが、いろんなリスクを考えて行動している事、自分に制限をかけている事を分かって欲しい…
東京から地方になんて帰れるわけがない…
というある医療従事者の呟きを見ました。
どうやら兄弟の結婚式を辞退したらしいのですが
親族からいろいろ言われているみたいで。
悲痛な胸の内をつぶやいていらっしゃいました。
そうだよね。
決して祝う気持ちがないわけじゃない!こんなご時世じゃなかったら、きっと1番に駆けつけて2人の幸せを願って、2人の晴れ舞台を盛大に盛り上げてあげたい!!!
この人もきっとそう思ってるはず。
なのに現実問題、コロナの現場を支える医療従事者には取る選択はひとつしかない。
最愛の人たちを守るため、
職場の仲間、その病院の患者さんを守るため、
参加しないということ。
常にコロナの患者と接している人にとって
自分がコロナに感染しているかもしれない!という不安や恐怖。
祝いの席に参加しても、ひとり黙食を遂行し、場の雰囲気を乱してしまうのではないか。
きっと食事だけとはならずお酒も入り、おしゃべりする声も高くなり、距離感もぐっと縮まり、3密は避けられなくなる。
それならいっそのこと参加しない方が…
地方から感染が広がる都市に行くのも、その逆もどちらにもリスクがある。
生涯に1度しかないであろう…そんな祝いの席にも医療従事者としての責務・使命感から参加しないという道を選ばなければいけない苦痛。
ちょうど職場にも同じ境遇で悩んでいる仲間を見てると、、、
SNSの中でホームパーティーを楽しんでいる人達がいる一方で兄弟の祝いの席にも行かない選択をしている仲間がいるギャップに心が痛くなる
みんな我慢してるのは分かってる…
みんな苦しいのを我慢して笑ってる…
誰が悪いわけでもないんだけど
苦しくなる。
上司にどうしたら良いだろうかと相談していた仲間はきっと…
新郎新婦や親族に挨拶だけして帰ってくるんだろうな真面目な人だから。
はやくコロナなんてなくなれば良いのに
みんながみんなそうではないだろうけど
コロナ患者と接する医療従事者はきっと同じ思いで今の苦難と立ち向かっていると思います。
医療従事者がこの使命感をもたなくなれば、あっという間に崩壊するんじゃないか
私たちも同じ人間…
いくら使命感が強くても
いつまでもは耐えられない
患者さんを看護するのが楽しい。
元気になって退院する姿を見送るのが喜び。
それなのに
今は直接触れることも出来ず
患者さんに寄り添うことも出来ず
限られた時間でお世話をこなすだけ
そして日に日に弱り、家族に看取られることもなく限られた医療スタッフで最期を見送る。
心が壊れていく仲間を見るのは辛い
好きな仕事にほんとの笑顔で取り組める日が早く来ますように
ただただ願うばかりです