9年前の震災の日

夫は都内に勤めていたので

家に帰って来れませんでした



私は余震の度に窓を開けながら

怖いけどテレビの映像から目が離せなくて

子供と2人で不安な夜を過ごしました



夫は帰宅する事を早々に諦めて

都内在住の友人宅に泊めてもらっていて

そんな夫の行動をだいぶ恨めしく思ってました

しかもずっと根に持ってるという(笑)
だいぶ性格悪い



大事にされてない私

愛されてない私

可哀想な私

そんな前提で生きていたので



夫を使ってその証拠集めばっかりしてたんですね

ほら、やっぱり私は可哀想!って



後々よく考えたら、無理して帰宅しようとして

2次災害に巻き込まれたりする可能性もあって

夫の判断はとても冷静で正しかったと思ってます
私はすぐパニックになりがちなので
常に冷静な夫を尊敬しています


じゃあ、なんで未だにモヤモヤするのか?

その時の私の気持ち

「1人で不安だった、そばにいて欲しかった」

これを伝えられてなかったからかなと思いました



なんでこんな事を思い出したかというと

震災のニュースを見ながらその時の話が出たんです

あの時は帰れなかったなぁ。と言う夫に

私は1人で不安だったよ。って言えたんです



夫の返事は

電車動いてないから無理だった

というとても現実的で大正解な回答でした
とても夫らしい



今までなら

それでも私は不安だったんだもん!

その気持ち分かってよ!

と拗ねてたと思いますが
しかも、言わないで自分の中に溜め込む

なんか今回はすんなりとそうだよねーと

受け止めることが出来ました



今までにこういう勘違いをたくさんしてきてて

それをひとつずつ拾って

勘違いを信じ込んでいないか

事実をちゃんと見れてるか確認したら

ほとんどは私の勘違い(笑)



勘違いの書き換え作業が進むほど

どんどん今の幸せに気付くことができます



この勘違いは私の長年のクセなので

新たな勘違いも日々発生してしまいます



でも、もう可哀想な自分は辞める!

と決めてるので

諦めずに勘違いを未然に防ぐことと

書き換え作業をやっていきたいと思ってますドキドキ